2022-03-09

QED進学塾の高校受験生(R)~受験勉強の進め方(数学編)

QED進学塾の高校受験生のRくんの受験勉強の進め方(数学編)です。

埼玉県公立高校入試の数学は、全国で1・2を争うほど難易度が高いです。
平均点が半分(50点)を超えたのは、ここ10年間でたった1度だけ。
つまり、○よりも×が多いのが当たり前の世界なのです。
数学の平均点が40点台なのが通常モード、1度だけですが平均が30点台の年もありました。

Rくんは、数学を1番苦手な教科としています。
そんなRくんが、入試本番でもし50点を取ることができれば言うことなしです。
「50点=平均超え」となる公算大なのですから。

埼玉県公立高校入試の数学は、大問1の(1)から(7)までの計算問題に何が出題されるか決まっています。
ここ10年間、出される問題も、もっと言えばその順番までも、ずっと変わることはありませんでした。
そして、来年もきっとそのままでしょう。

埼玉県公立高校入試の数学は、1問5点×20問=100点満点です。
どんなに簡単な問題でも、どれほど難しい問題でも、5点は5点です。

というわけで、塾長はこんな作戦を立てました。

前述の計算問題7問は何が何でも得点する。
そのために、Rくんは毎日欠かさず計算練習をします。
5点×7問=35点。

例年、関数の問題が小問で1問出題されます。
5点×1問=5点。

関数の問題は、大問でもよく出題されます。
その(3)(4)の問題にはおそらく手が出ないことでしょう。
ですが(1)だけでも解ければ、
5点×1問=5点。

角の大きさを求める問題も常連です。
5点×1問=5点。

以上のことから、Rくんの「50点」は現実味が十分ある話なのです。

結論。
計算問題の35点を死守するのは絶対条件。
加えて、埼玉県が大好きな「関数」の問題で2問=10点。
角の大きさなどの頻出問題で1問=5点。
35+10+5=50点。

塾長がRくんに関数の基本問題を一生懸命教えて、関数の応用問題を一切教えないのは、得点できる問題とそうでない問題とを明確に切り分けているからなのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿