2022-03-30

QED進学塾の高校受験生(R)~今回の数学と次回の学習予定

QED進学塾の高校受験生のRくんの今回の数学と次回の学習予定です。

Rくんは『計算の級別トレーニング』4級(乗法公式)を学習中です。
4級の問題を解くには、乗法公式を3つ覚える必要があります。
覚えた上で、問題を見た瞬間にどの公式を適用すべきかの3択を判断します。
ここまでが8割です。
公式の3択さえ間違えなければ、そこから先の計算はさほど難しくありません。(2割)

今回の授業でRくんは、公式を楽に速く正確に覚えるための方法を学習しました。
次回は公式のテストを実施します。

今回、Rくんは『計算の級別トレーニング』3級(因数分解)の問題を塾長と一緒に解きました。
Rくんが4級を未修の段階で3級の予習をしたのには、2つの理由があります。
1.Rくんの公式を見る目を養うため。
2.Rくんが『逆引き九九』カードの重要性を認識するため。

特に、Rくんは2.がよく分かったようです。
Rくんが塾長と解いた『計算級別』の問題の「しっぽ」は「24」でした。
この「24」を見て、「三八二十四」「四六二十四」が瞬時に浮かぶのは最低条件です。
まずはここをクリアするために、Rくんは『逆引き九九』カードを毎日学習します。

上記の問題を解くには、これだけでは不十分でした。
24は2ダースなので「24=12×2」です。
この問題の答えは「(x-2)(x-12)」でした。
これは「24=12×2」を用いたということです。

Rくんは、『計算級別』のC問題(8段階中3番目に易しい問題)を解くのに、『逆引き九九』のもう一歩先(12×2)まで要求されている事実を知って愕然としました。
塾長が、「まずは『逆引き九九』の免許皆伝が目標。毎日練習しよう。」と言うと、Rくんは深く頷き納得した様子でした。

あとは実行あるのみ。
塾長は、Rくんが『逆引き九九』を毎日勉強して、九九の達人になってくれることを期待しています。
因数分解の問題の過半が「九九」を活用して解けてしまうのですから。
3年1学期の中間試験まで1か月半の期間があります。
その間に「九九の達人」レベルに到達することは十分可能です。

毎日毎日『逆引き九九。』
Rくんの日々の努力の積み重ねは、1学期中間試験の数学の得点に直結します。

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