2022-01-13

QED進学塾の大学受験生(Y)~本日は初授業

QED進学塾の大学受験生のYくんは、今週月曜日に入塾したばかりです。
そして本日、Yくんの初授業の日がやってきました。
今日Yくんは重い荷物を自転車に積んで登塾してきます。
(書籍やプリントなどの紙類は重いですから。)
体格の良い男の子とは言え、自転車の前かごが重くてハンドルがふらつかないか、塾長はつい心配してしまいます。
自転車の後ろに荷台があればいいなあ。

今日Yくんにたくさんの紙類を持って来てもらうのは、今日1日でそれを全て勉強するためではありません。
(2時間で勉強できる量は限られていますから。)
持参してもらう本来の目的は、今後の学習計画を立てることです。
Yくんが直ぐにでも勉強に取り掛かりたいところ(急場)、学習の主軸に据えたいところ(大場)、時間に余裕ができたら学びたいところ(小場)、これらを明確にして今後の学習をスムーズに進めて行けるようにしたいと塾長は考えています。

大場より急場。
これは囲碁の格言です。
より広い面積を取ったほうが勝ちとなるのが囲碁ですから、碁打ちの目線がどうしても大きい陣地を取れそうな場所(大場)に向いてしまうのは仕方のないところです。
ところが、話はそう簡単ではありません。
急いで打たなければならない場所(急場)、例えば直ぐに助けに行かなければ自分の大石が丸ごと取られてしまって負けが確定してしまうような場所があれば、何をおいてもそこに向かうしかないでしょう。
だから「大場より急場」なのです。

勉強も同様です。
合計点のより多いものが勝ち(合格)となるのが入試ですから、受験生の目はどうしても得点を大きく稼げそうなところ(大場)に向きます。
しかし、急場は別のところにあります。
受験生に限ったことではなく、全ての生徒にとって勉強の急場は英数の基礎です。
(小学生児童は国算。)
まずは急いでそこを打ちましょう。

といったことを考えながら、塾長は今日のYくんの初授業を楽しみにしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿