QED日誌の前回記事の続きです。
先週の日曜日が「大学入学共通テスト」の2日目でした。
同テストを終えて、今日でちょうど1週間が経過しました。
本日は、例年より一気に難化した「大学入学共通テスト2022年」を振り返り、その対策について考えてみたいと思います。
ターゲットを「数学Ⅰ・A」に絞っての考察です。
今年の「数学Ⅰ・A」の試験問題には、思考力と計算力の両方が高いレベルで要求される問題が出題されました。
そして、この傾向は来年以降も続くと思われます。
つまり、「1年限りの難化」ではないということです。
極端に平均点の低かった今年の反動で、来年の問題が少しだけ易化することはあり得るかもしれません。
ですが、出題傾向が昔に戻るということは考えにくく、思考力と計算力は今後も求められ続けることでしょう。
さて、その対策です。
1.思考力。
最初に当たり前のことを言います。
練習あるのみ。
思考力が求められる問題を数多く演習することです。
これは誰もが考えつくことでしょうが、有効な手段であることは間違いありません。
塾長は、普段の生活・学習から思考力を養うことはできると考えています。
そのためには、普段から視野を広く持つ習慣を身に着けることです。
QED日誌の前回記事に塾長が書いた「教科の垣根を越えた勉強」は、5教科の得点を総合的に押し上げるのみならず、視野を広く保つ訓練にもなるのです。
この問題は数学だから・理科だから、今勉強している単元は代数だから・関数だから、こういった狭い視点で勉強する癖をつけないでほしいと塾長は思うのです。
自分の持てる知識・理解・技能・論理・判断推理・数的推理・・・・・とにかく使える道具は何でも使ってやろうという精神と、それを実践する習慣とを身に着けてほしいのです。
その習慣を身に着け、それを日々繰り返すことで自ずと思考力は育つと塾長は考えています。
つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿