2022-04-30

QED進学塾の高校受験生(R)~今回の英数と次回の学習予定

QED進学塾の高校受験生のRくんの今回の英数と次回の学習予定です。

【英語】
人称代名詞一覧表のテストを実施しました。
Rくんは見事満点を取ることができました。
よくがんばりました。
この調子でどんどん先へと進みましょう。
Rくんが同表を最後まで覚えた暁には、次なる目標の英作文を履修開始します。
英作文の学習は、英文法を英単語を同時に鍛えるフェーズです。
Rくんが毎日少しずつでも文法力と語彙力を積み上げて行ってくれることを塾長は期待しています。

【数学】
因数分解の公式判別表と平方数の1~20のテストを行いました。
Rくんは、ここでも満点!(平方数の12番目まで)
お見事でした。
次回のテストでは、13番目から20番目の平方数に挑戦しましょう。
数学のテストも英語同様かそれ以上に「完走」が近いです。
Rくんが全力でラストスパートをかけてくれることを塾長は願っています。

さて、次回の学習予定です。
1.「地震の計算問題」の続き。
2.人称代名詞一覧表のテスト。
3.因数分解の公式判別表のテスト。
4.平方数のテスト。
5.『計算の級別トレーニング』3級「因数分解」の問題演習。
6.情報の取捨選択。
以上の6本立てです。

情報化社会の発展に伴い、入試問題や模試問題にも情報の取捨選択が求められる問題が増えてきました。
このような問題は、年々増加傾向にあり、その流れは今後も続くものと見られます。
つまるところ、世の中の流れと入試問題の傾向とは相関関係があり、その関係はいつの時代においても変わらないのです。

その最も顕著な例が「第1回北辰テスト」の理科の大問1の1番でした。
同問題は、地震の問題でした。
地震波には、P波(速い波・縦波)とS波(遅い波・横波)があります。

(注)
ほかにL波(表面波)と呼ばれる地震波もあるのですが、それは地学の大学入試の範囲なので高校入試に出題されることはありません。

同問題には、P波とS波の両方のデータが掲載されていますが、問題を解くために必要なデータはP波のみで、S波はこの問題に全く関係がありません。

つまり、全データ(あるいは全文)を読んでから問題を解こうとすると、余計な情報を取り入れたばかりに問題を解くのに時間がかかったり、頭の整理がしにくくなったりといった弊害が生じるのです。

ということは、何が必要な情報で何が不要な情報なのかを瞬時に見抜く力、すなわち「情報の取捨選択」の能力が、同模試の最初の問題(大問1の1番)からいきなり問われていることになります。

ところで、Rくんは細部にこだわり過ぎることが多々あります。
問題を隅々まで読んで、その全てを理解して問題を解こうとする傾向があるのです。
それでは、試験時間的にも、正答率的にも、ダブルで不利になってしまいます。

一方、Rくんは人が気付かないところを直ぐに気付く「目」を持っています。
塾長が全く気付いていない、作り始めたばかりの小さなハチの巣に気付いてくれたのもRくんでした。
(おかげで巣が小さいうちにダスキンターミニックスに駆除してもらうことができました。)

これらのことを総合的に見て、Rくんの得点を増やすための最も有効な手段は、「目の付け所」を鍛えることではないかと塾長は考え、そのことをRくん本人にも伝えています。

1.問題を解くために必要な知識を身に着けること。
2.1.を答案作成・得点に結び付けること。
3.2.のために問題を見る「目」を鍛えること。

この3つが達成されたとき、Rくんの点数が飛躍的に伸びることを、塾長は信じて疑いません。
Rくんは伸び代(のびしろ)だらけなのです。
にもかかわらずRくんの成績を伸ばせなければ塾長の責任であると、塾長は自らにプレッシャーをかけて、Rくんの指導に全力であたる覚悟です。
Rくんがこれから一皮も二皮も剥けてくれると塾長は確信しています。
そして、その日が1日も早く訪れることを切に願っています。

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