2022-04-12

QED進学塾の高校受験生(T)~今回の英数と次回の学習予定

QED進学塾の高校受験生のTくんの今回の英数と次回の学習予定です。

【次回の学習予定】
5教科・・・いの一番にTくんの『家庭学習ノート。』
国語・・・『北辰のかこもん』・作文。
数学・・・『計算の級別トレーニング』
時間が許せば、
理科・・・NaHCO3(炭酸水素ナトリウム)の加熱分解の化学反応式。
【予定終わり】

上記は、塾長が前回のQED日誌に書き記した学習予定の再掲です。
これがそのまま次回の学習予定となります。

Tくんは『家庭学習ノート』をハイペースで消費しています。
新しいノートに切り替えるまでの期間が短いのは、それだけTくんが毎日の家庭学習を頑張っている証拠です。
塾長は、そのことを大変うれしく思っています。
この調子でTくんが日々学び続けてくれることを塾長は期待しています。

【英語】
Tくんは「比較」を学習しました。
今回の英語の授業の初めに、
good-better-best
well-better-best
の不規則変化をおさらいしました。

比較級「より」
1音節の形容詞・副詞・・・er than
2音節の以上の形容詞・副詞・・・more than

最上級「いちばん」
1音節の形容詞・副詞・・・・・・(the) est of(数またはall)
1音節の形容詞・副詞・・・・・・(the) est in(範囲)
2音節の以上の形容詞・副詞・・・(the) most of(数またはall)
2音節の以上の形容詞・副詞・・・(the) most in(範囲)
副詞の最上級は、theを省略してもよい。

ざっくり言うと、
er,estを使うのは、短い形容詞・副詞、
more,mostを使うのは、長い形容詞・副詞。
まずはこれを覚えます。

そして、何を基準に「短い」「長い」を判断するかと言えば、上記のように「音節」です。
辞書には、英単語を「・」(黒丸)で区切った表記が掲載されていて、黒丸が0個なら1音節、黒丸が1個なら2音節、黒丸が2個なら3音節、と数えることができます。
簡略的に言うと「母音の数=音節の数」です。

しかしながら、この「音節」が分かりにくいと感じる生徒は多数います。
そこで、塾長は以下の1文を教えています。

「ful,ly,ous(フル・リィ・アス)が付く形容詞・副詞は、6文字以下でもmore,most。」

この文中の『6文字以下でも』という表現は、通常は6文字以下を「短い」形容詞・副詞として扱うことを意味します。
ということは、7文字以上が「長い」ことを意味します。
つまり、『6文字以下でも』の特例を先に覚えてしまえば、一般論は自ずと分かる仕組みなのです。

今回Tくんは、「ふるりあす」の1文を初めて学びました。
この文をTくんが完璧に覚えて、「er,estなのか、それともmore,mostなのか」の判別に迷わなくなってくれることを、塾長は願っています。

【数学】
Tくんは『計算の級別トレーニング』3級「因数分解」を学習しました。
Tくんが今回初めて学んだのは、「2段階の因数分解」でした。
その問題は、最初に「公式0.」で因数分解したのち、その式がさらに「公式3.」で因数分解できるという問題でした。

因数分解するにあたって、いの一番にやるべきことは「共通因数を前に出す」ことです。
塾長は、Tくんにこれを真っ先にしてほしくて、「公式0.」と教えました。
これだけで完答できる問題ももちろんあります。

しかしながら、問題のレベルが上がってくると、「公式0.」だけで安心はできないのです。
「公式0.」のあとに「公式1.2.3.」のいずれかを用いて、さらに因数分解できる問題があるからです。
これを塾長は、「2段階の因数分解」と呼んでいます。

今回Tくんは「2段階」が初見だったにもかかわらず、その技を見事習得することができました。
Tくんがせっかく会得(えとく)(身に着けること)した技ですから、家でもこの問題やこの問題の類題を演習して、この技をTくんの血肉としてほしいと思います。

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