問題文には『気体を』と書かれています。
会話文8行のうちの最初の2行にたくさんの物質名が出てきますが、その中で明らかに「気体」と分かる物質名は「二酸化炭素」だけでした。
しかしながら、回答欄に「二酸化炭素」と書いてはいけません。
それは、題意と異なる答えだからです。
この問題文には『化学式で』と書かれていますから、「CO2」と書きます。
これが「題意に合った」答えの書き方です。
そして、この問題の正解は「CO2」でした。
ちなみに、この問題の配点は3点でした。
この問題の実験に関する長文の全文を読まずとも、長文中から会話文の部分だけを探し、その冒頭のたった2行だけを読んで、「題意に合った」答え、すなわち気体の化学式である「CO2」を導き出すことは可能です。
これができた子は、比較的短時間で「CO2」という正答を書くことができて、「3点」をゲットすることができたというわけです。
そして、理科の試験問題の全てを解き終わったとき(実際に解けたかどうかは別にして解答欄を埋め終わったとき)、それでも時間が余っていれば改めて長文を読み直せばよいのです。
そうすれば、「CO2」が本当に正しい答えなのかを確かめることができるでしょう。
最後にまとめです。
試験とは、有限な資源である「試験時間」を、如何にして最大限に有効活用できるかの勝負である。
極論かもしれませんが、これも「試験」の持つ一面であると塾長は考えています。
塾長は、本日の「第1回北辰テスト」を両名が全力で、しかも平常心で、試験時間を目一杯に活用して、最後の最後まで戦い抜いてくれることを願っています。
武運を祈ります。
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