2022-04-24

QED進学塾の高校受験生(R,T)~本日は第1回北辰テスト

QED進学塾の高校受験生のRくんとTくんは「第1回北辰テスト」を本日受験します。
両名が公開会場模試を受験するのは、今日が初めてのことです。
初舞台ではあるものの、両名が「平常心」を保って普段通りの実力を発揮してくれることを塾長は期待しています。

試験時間は有限です。
ですから、時間配分の巧拙が得点を左右します。
これはどんなテストにおいても言えることです。
特に、公開会場模試では正答率が1割未満の難問から9割超えの易問まで幅広く出題されます。
すると、時間配分の重要性はさらに増します。

時間配分をどうするかは、受験生の主観によって判断します。
また、受験生が「どう判断したか」を自分で見て直ぐに分かるようにするために、問題番号に印をつけておくとよいでしょう。

1.受験生が「短時間で得点できる。」と判断した問題。(○印)
たしかめ算をするなどして、安全確実に得点に結び付けましょう。

2.受験生が「得点できそうだが時間がかかりそう。」と判断した問題。(△印)
時間をかけずに「仮の答え」を取り合えず書き込んでおきます。
そして、ひととおり最後まで試験問題を解き終わったのち、△印の問題をもう一度改めて考えてみましょう。

3.受験生が「時間をかけても得点できそうにない。」と判断した問題。(×印)
この種の問題に時間をかけてはいけませんし、解答欄を空欄にしてしまうのもいけません。
できるだけ短時間で「題意に合った」答えを答案に書き込みましょう。

さて、『北辰のかこもん』の第1回理科にこのような問題がありました。
【問題】
会話文から考えて、この実験で発生する気体を化学式で答えなさい。

この問題は、実験の記述をした文章がとても長いので、「○印」の問題には該当しません。
ほぼ全ての受験生は、この問題を「△印」か「×印」の問題と判断することでしょう。

長文を全部読む必要はありません。
問題文に『会話文から考えて』と書いてありますから、とりあえず会話文の部分を探してそこだけを読んでみましょう。

会話文では、発言している人の名前が左端に書かれています。
つまり、長文の左端だけをざっと見て、登場人物の名前があるところが会話文の部分です。
この問題では、8行程度の会話文でした。

つづく

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