2022-04-01

QED進学塾の高校受験生(R)~2年生の通知表

QED進学塾の高校受験生のRくんが2年生の通知表を塾に持参してくれました。

【成績欄】
Rくんの通知表には、36個の数字が並んでいました。
9教科×4期分(1学期・2学期・3学期・通年)=36個です。
その36個の中で、納得が行かないほど低い数字が2個だけありました。
そして、その2個の原因を熟考した結果、最も疑わしいのは「提出物」であるという結論に至りました。

Rくんの通う学校で定期試験の度に配布されるのが、「テスト範囲・提出物一覧」というA4プリント1枚です。
そのプリントは「○印」で提出物が一目で分かるように工夫されています。

1.提出物を仕上げたら「○印」赤ペンで塗る。
2.提出物を提出したら「○印」の隣に提出日を記入する。

塾長は、Rくんに上記を提案し、Rくんも「これなら大丈夫。」と納得してくれました。

Rくんが受験する高校にもよりますが、「内申点」は、
(1)第1学年次の学校成績(中1の通知表)25%。
(2)第2学年次の学校成績(中2の通知表)25%。
(3)第3学年次の学校成績(中3の通知表)50%。
このような傾斜配点になっている高校が多いのです。

ということは、3年生の通知票に「納得できないほど低い数字」が記録されることは、是非とも回避したいところです。
そのための最も有効な手段は「提出物を確実に出すこと」、これに尽きます。
塾長は、Rくんが「提出物」で失敗しないことを前提に、Rくんの3年次の学校成績に大いに期待を寄せています。

【所見欄】
Rくんの通知表の「所見欄」で、最も塾長の目を引いたのは「家庭学習ノート」の項目でした。
毎日毎日Rくんは家庭学習に励んでいます。
その結果、Rくんの通知表には「年間500ページ」に及ぶ「家庭学習ノート」の提出があったことが明記されていました。
そのことを塾長は心から嬉しく思いました。
Rくんが倦まず弛まず日々の努力を継続できたことが嬉しかったです。
そのRくんの努力を学校の先生がよく見ていてくれて、しかも「500ページ」という客観的な数字で評価してくれて、それを公式文書である通知表に記録してくれたことが本当に嬉しかったのです。

もちろん塾長は、Rくんの家庭学習の充実ぶりを褒めちぎりました。
褒められたRくんは、とても誇らしげな顔をしていました。
その表情は自信に満ち溢れていました。

努力は報われる。
この言葉を塾長は信じていません。

報われるまでやり続けるのが努力。
塾長はこれを信じています。

Rくんは決してあきらめずに努力し続けることのできる人間である。
塾長はこれを信じています。

Rくんが2年次の「年間500ページ」の実績を根拠ある自信として、3年次も毎日毎日勉強し続けてくれることを、そしてその努力が「志望校合格」という形で必ずや実を結ぶことを、塾長は信じて疑いません。

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