2021-10-08

QED進学塾の中2生(T)~昨日の地理・数学

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の地理・数学です。

Tちゃんは、昨日登塾すると直ぐに地理のワークを開きました。

【等高線】
Tちゃんは、「主曲線」(細い等高線)が2万5千分の1の地図では10mごとに、5万分の1の地図では20mごとに引かれていることを学習しました。
そして、「計曲線」(太い等高線)はその5倍の50m・100mごとに引かれていることも学びました。

2学期中間試験の地理の問題には、
1.地図の縮尺が示されていて、等高線が何mごとなのかを自分で考えさせ、ある地点の高さを求めさせる問題。
2.等高線が何mごとなのかが示されていて、その地図の縮尺を答えさせる問題。
3.等高線の間隔が密ならば傾斜が急で、疎ならば傾斜が緩やかであることを書かせる記述問題。
などが出題されることが想定されます。
昨日の授業でTちゃんは、上記の1.2.3.を全て学習して、等高線に関する問題は何が出ても大丈夫です。

上記の3.を学習するのに、Tちゃんの数学の1次関数の知識が大活躍しました。
傾斜(地理)=傾き(1次関数=直線)=a=xの増加量ぶんのyの増加量=→(右)ぶんの↑(上)。
Tちゃんは、aが大きい直線のグラフ(傾斜が急)と、aが小さい直線のグラフ(傾斜がゆるやか)とを2本並べて書くことで、等高線の疎密と傾斜の緩急との関係性を完璧に理解しました。

【地図の縮尺】
(1)単位変換。
Tちゃんは、距離や面積のさまざまな単位を変換するにあたって、その基本的な考え方である、
「単位が大」なら「数字が小」
「単位が小」なら「数字が大」
「数字が大」なら「単位が小」
「数字が小」なら「単位が大」
の相関関係を、数学の等式の性質を考えて理解することができました。

(2)地図上の距離と実際の距離。
Tちゃんは、3辺の長さが3㎝,4cm,5cmの直角三角形(地図)と、それを2倍に拡大した6㎝,8cm,10cmの直角三角形(実際)とを並べてノートに書きました。
これは、縮尺が2分の1の地図です。
そして、地図上の距離から実際の距離を求めるには「×2」(縮尺の逆数倍)することを、逆に実際の距離から地図上の距離を求めるには「÷2」(×2分の1=縮尺倍)することを学びました。
Tちゃんは、上記のかけ算やわり算と(1)の単位変換の知識とを組み合わせて、『学校ワーク』の距離の問題を全問正解することができました。

(3)地図上の面積と実際の面積。
Tちゃんは、(2)で書いた2つの直角三角形の面積を計算して比較して、面積比が「1:4」(後者の面積が前者よりも4倍大きい)であることを確認しました。
そして、この「4」が「2×2」であること、すなわち「縮尺の逆数×縮尺の逆数」であることを理解し、これを短くして「縮尺×縮尺」と覚えました。
さらに、「縮尺×縮尺」を(1)で学んだ面積の単位変換と組み合わせて、『学校ワーク』の面積の問題を全問正解することができました。

つづく。

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