2021-10-11

QED進学塾の中2生(R)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの本日の学習予定です。

【英語】
第4文型SVOOと第3文型SVOの英作文をそれぞれ1問ずつ、計2問の筆記試験を実施します。
この2問は、再来週に迫った2学期中間試験の英語の頻出問題ですから、Rくんに是非とも覚えてほしい英作文です。

【数学】
1次関数の「いあうえお」の筆記試験を実施します。
同試験の解答用紙は、Rくんが好きな用紙またはノートを自由選択します。
あとはひたすら「実戦演習」です。

「実戦演習」とは、2学期中間試験の本番を想定して問題を解く、真剣勝負の場です。
試験本番とまったく同様の手順で問題を解く練習を積み重ねて行きます。

手順1.数学の中間試験が始まったら直ぐに、自分がいちばん見やすいと思う場所に「いあうえお」を全部書く。

手順2.試験問題と「いあうえお」を2つ並べて、両方同時に見られるようなポジションを取る。

手順3.手順2.の両方に一致する部分を探し出す。

手順4.問題文の数値の全てに、手順3.で見つけた一致部分に相当するアルファベットの小文字を「1文字だけ」書き込む。

手順5.「いあうえお」の合致する公式に、手順4.で書き込んだ「1文字」に相当する数を代入する。

手順6.代入した式を計算する。

手順7.計算結果を再度「いあうえお」に当てはめる。

手順8.答えを書く。

以上の8つは、2学期中間試験の問題を読む前から、答案用紙に解答を書き込むまでの全ての工程を、これ以上ないほど細分化して記述したものです。

Rくんがこの工程たどりながら、流れるように問題を解き進めて行けるように、その熟練度を上げるための問題演習を、今日から毎日積み重ねて行きます。

(1)必要な知識を覚えること。
(2)覚えたことの意味を正しく理解すること。
(3)理解したことを活用して実際に問題を解くこと。
以上の3つを順に並べて書くと、「知識・理解・実戦演習」です。

1学期期末試験でRくんは、「知識・理解」までできたことに安心してしまって、最後の「実戦演習」を怠ってしまいました。
その結果、テスト本番で連立方程式の計算問題が1問も解けないという憂き目を見る羽目になってしまったのです。

2学期中間試験で同じ轍を踏む訳には行きません。
前回の失敗を今回の成功に変えるには、「実戦演習」を繰り返すよりほかに道はありません。

野球の強豪校は、日々の練習の成果を地区大会で、そしてその先の甲子園で存分に発揮するために、毎週のように練習試合を組んでいます。
試合形式の「実戦練習」を積まないことには、試合で力を出すことはできないと知っているからこそ、数多くの練習試合で経験を積むのです。

勉強も同じです。
「知識」を意味も分からず覚えるだけでなく、その意味するところを「理解」し、「理解」したことを活用して実際に問題を解く「実戦演習」を繰り返して、そして初めて試験本番で問題を解くことができるのです。
試験本番と完全一致する解法の手順を、毎日の問題演習で身に着けて行きましょう。
毎日が試験当日のつもりで本気で問題を解くこと。
真剣勝負の日々を積み重ねる以外に、試験本番での「得点力」を向上させる道はないのです。

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