2021-10-08

QED進学塾の中2生(T)~昨日の地理・数学(2)

QED日誌の昨日の記事の続きです。

【速さ】
Tちゃんは、「み」「は」「じ」(道のり=速さ×時間)の中心人物(ジャイアン)は「は」すなわち「速さ」であることを学びました。
そして、「速さ」とは決められた時間(時・分・秒)に進む道のりであることを知りました。

速さの単位の表し方に以下の3つがあります。
1.時速60㎞。
2.毎時60㎞。
3.60㎞/時。(キロメートルまい時)

Tちゃんは、問題文を読むときも、途中の計算でも、答えの書き方も、全て3.に統一すると決めました。
これが、間違える心配もなく、分かりやすく、「みはじ」の表に単位を書き込むときにも有利な書き方です。
「/時間」「/分」「/秒」といった書き方は万能です。

Tちゃんは「みはじの表」の書き方を学びました。
「速さ」(ジャイアン)の単位を真っ先に書くこと。
(ジャイアンを後回しにしたら殺されます。)
「道のり」(のび太)や「時間」(スネ夫)の単位は、「速さ」(ジャイアン)に合わせること。
(のび太やスネ夫がジャイアンに逆らえるはずがありません。)

つまり、ジャイアンが「km/時」と言っているのに、のび太が「m」と言えるはずもなく、スネ夫が「分」や「秒」と言えるはずもないのです。
のび太は「km」、スネ夫は「時」と言うしかありません。
力関係がはっきりしているので、これはもうどうしようもないことなのです。

この力関係が分かっていれば、問題文で単位の意地悪をされても大丈夫です。
たとえば、問題文に「2000m」と書かれていてもジャイアンに従って「2㎞」に直し、「30分」と書かれていてもジャイアンに従って「2分の1時間」に直します。
単位をジャイアンに揃えてから計算する習慣を身に着ければ、単位の意地悪は怖くありません。

Tちゃんは、文字の置き方(何をxやyと置くか)についても学習しました。
「道のり」をxやyにしてしまうと、分数の計算をしなくてはなりません。
逆に言うと、「道のり」をxやyにしなければ、分数の計算は発生しません。

つまり、問題文で「何㎞ですか?」や「道のりを求めなさい。」などと書かれていても、わざと「道のり」をxやyにせず、「時間」をxやyと置くことで分数の計算を避けることができるのです。

【休み時間】
Tちゃんは、塾長にしおりを見せてくれました。
そのしおりを作ってくれたのは小学生で、しおりにはTちゃんが賞を取った書道作品の4文字がプリントされていました。
塾長は、Tちゃんが下級生から慕われていることを知って嬉しく思いました。
Tちゃんの性格ならば、愛されキャラであることは容易に想像できていましたが。

Tちゃんは、字を書いても絵を描いても素晴らしい作品を生み出します。
Tちゃんの芸術的センスは疑う余地がありません。
塾長は、小学生の作品(しおり)をとてもおしゃれだと思いました。
類は友を呼ぶというべきか、Tちゃんの周りには美的センスに優れた人が多いのかもしれません。
ただし、塾長は例外です(笑)

Tちゃんは、塾長に19文字の巨大な作品(体育祭の掲示作品)の写真を見せてくれました。
遠くから見ても字のバランスの良さが分かる力作でした。
Tちゃんが学校の先生と一緒に写っている写真も見せてくれました。
元気いっぱいなTちゃんの笑顔に塾長は癒されました。
授業時間も休み時間も、どちらも塾長にとって楽しい時間です。
Tちゃんも一緒になって楽しんでくれれば嬉しさ倍増です。

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