2021-12-14

QED進学塾の中2生(T)~昨日の数学・国語

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数学・国語です。

【数学】
Tちゃんの昨日の数学の授業は2本立てでした。
1本目は、2学期期末試験の数学のテスト反省。
Tちゃんは、扇形の面積の和を求める問題を、円の面積に単純化して解く解法を学習しました。

この1問を通してTちゃんが学んだことは、
1.扇形の面積の公式と、その原理(どうしてその公式が成り立つのかの考察)。
2.扇形を円に置き換える方法。
3.Tちゃんが塾で学習した単位変換の応用法。
4.Tちゃんが小学校で習った「反比例」と3.の「単位変換」との関連性。
5.多角形の内角の和と扇形の中心角の和との同値性。
6.4.を活用した計算の工夫。

Tちゃんは、これだけ多くのことをたった1問から学ぶことができたのです。
上記のような解法が、塾長がQED日誌の前回記事に書いた「洗練された解法」に該当します。
塾長は、Tちゃんがこの問題を解くために用いた「数学的な考え方」を身に着けてくれることを願っています。

翻って、2本目は図形の証明問題。
昨日Tちゃんは、学校で習った証明問題を塾に持ち込んで、「証明」で書き始めて「証終」で書き終えるまでの、全ての証明の記述を演習しました。

さらに塾長は、この証明問題と同一の図形で仮定を1か所だけ変えた類題を即興で2問作成しました。
そして、これらの塾長の自作問題をTちゃんは見事に習得しました。
Tちゃんが意味を完全に理解したうえで。
大変よく頑張りました。

【国語】
昨日の授業時間の大半は数学の時間でした。
Tちゃんが数学の上記2本立てを学習し終えたとき、残りの授業時間は14分でした。
この14分間でTちゃんは、
活用がある・活用がない。
自立語・付属語。
活用のある自立語=用言=動詞・形容詞・形容動詞。
活用のある付属語=助動詞。
「形容動詞」と「名詞+助動詞の『だ』」との識別法。
以上を学習しました。
塾長は、Tちゃんの英文法の知識と絡めてこれらを教えました。
Tちゃんは、これだけ盛りだくさんな学習内容を、よくぞ短時間で学んでくれました。

【休み時間】
塾長が試験を受けました(笑)
Tちゃんが試験問題を出題しました。
テスト範囲は「T王」。
つまり、塾長がTちゃんのことをどれだけ詳しく知っているかを試す試験です。
塾長が150点の答えを出した問題もあれば0点の問題もあり、総合すると60点くらいの出来でした。
塾長は「T王」の試験時間を楽しんでいました。
ときにはこんな休み時間もよいものです。

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