2021-12-16

QED進学塾の中2生(R)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの本日の学習予定です。

国語・数学・英語の主要3教科について小テストを実施します。
Rくんがテスト範囲は勿論のこと、どのくらいその先まで勉強して来るのかを、塾長は楽しみにしているところです。

Rくんは、学校の定期試験を受けるたびに、少しづつ学年順位を上げています。
これをRくんがずっと継続中なのは立派です。
毎回成績を上げ続けることは簡単ではないのですから。

反面、Rくんは塾で習ったことの復習を怠る傾向があります。
その結果、前回授業でRくんは分数のわり算の計算法を忘却の彼方へと消し去ってしまっていたのです。
これではいけないと思った塾長は、国語・数学・英語の何をどの順番で自宅学習すれば良いのかを、R君に詳細に学習指導しました。

Rくんは『家庭学習ノート』を1日1ページ学習しています。
毎日の学習習慣がすっかり身に着いてきました。
ここにRくんの成長の跡が見られます。
継続は力なり。
今後もぜひ続けてほしいものです。

しかしながら、1日1ページでは学習量が圧倒的に不足しているのもまた事実です。
毎日3ページは勉強してほしいところです。
そうすれば、Rくんが定期試験の度に上げている学年順位の、上昇の幅がもっと大きくなることでしょう。

Rくんが学習量を増やした分は、今学校で習っていることではなく、それ以前に学習したことの復習に充当してほしいと塾長は考えています。
Rくんは、あと2か月半で受験生になります。
つまり、埼玉県公立高校入試まで1年+2か月半ということです。

Rくんが既習事項の復習を放置したままで受験生となることは避けなければなりません。
国数英、特に数英の復習は今すぐにでも着手しなければなりません。
短期間での追い込みが効きやすい理社とは異なり、数英は早く始めないと間に合わなくなる恐れがあるのです。
「分数のわり算がすっかり消え去った。」などと言っている場合ではありません。
英数の復習時間、できれば英数国の復習時間を毎日設けて『家庭学習ノート』に書いてほしいと思います。

たとえば『計算の級別トレーニング』。
13級A1→12級A1→・・・・・→5級A1。
これで9問です。

Rくんが毎日9問の計算問題を解き続ければ、数学の復習はこれで十分です。
次の日は「13級A2→12級A2→・・・・・→5級A2」の9問。
その次の日は「13級A3→12級A3→・・・・・→5級A3」の9問。
そのまた次の日は・・・・

毎日Rくんがこのようにして解き進めて行けば、徐々に問題の難易度が上がっていきます。
最後にRくんが各級の「H10」を解くころには、高校入試レベルの問題を解き切る力が十二分に身に着いています。

前回授業で塾長は、Rくんに上記の復習法を指導しました。
あとは実践あるのみ。
Rくんがこの復習法を実行して、その証を記した『家庭学習ノート』を本日塾に持参してくれることを楽しみに待ちたいと思います。

Rくんの充実した『家庭学習ノート』をベースに塾の授業を展開することが、ひとつの理想形であると塾長は考えています。
Rくんが家庭学習で解けなかった問題を塾で質問して塾長がそれに答える「質疑応答」型の授業は本当に力が着きます。
それを半年間継続したTちゃんが、学年順位を半年で半分にまで上げてきたのがその好例です。

「質疑応答」だけでなく、さらに演習問題が必要だと塾長が判断すれば、塾長はその場で類題を作成してRくんに出題します。
Rくんは塾長が即興で作成した自作問題を解いてさらに力を着けます。

このようなループを実現するためには、家庭学習と塾の授業の両輪を回し続けなければないません。
Rくんが受験生となる日はもう目の前です。
一日も早くRくんが、家と塾の勉強の好循環を当たり前の習慣と化してくれることを塾長は願っています。
その習慣化こそがRくんの学力・成績を向上させる最短・最速の道であることを塾長は信じて疑いません。

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