2021-12-21

QED進学塾の中2生(T)~昨日の『家庭学習ノート』・勉強法

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の『家庭学習ノート』・勉強法です。

【家庭学習ノート】
Tちゃんの学習量は十分です。
学習の質も高いです。
TちゃんがQED進学塾の門を敲いてから半年余りが経ちました。
その間、Tちゃんは質・量ともに申し分のない家庭学習をずっと続けてきました。
努力を継続できることは、Tちゃんの持っている数多くの才能のうち最も貴重な才能と言えるでしょう。
塾長は、そんなTちゃんを心から称賛します。
そして尊敬しています。

【国語】
Tちゃんは、学校プリントを教材に文法を学習中です。
昨日塾でTちゃんは、これまでに習った文法事項の復習テストを受けました。
よく覚えられているところとそうでないところがくっきりと分かれました。

【勉強法】
そこで塾長は、Tちゃんに「覚え方」を指導しました。
リズムよく音読すること。
まとめて覚えること。
それをテストすること。
赤で修正すればよいだけなので、間違いや抜け落ちを恐れないこと。
赤いところを覚えることに集中すること。
満点になるまで再テストを繰り返すこと。
Tちゃんは、以上のことを塾の国語の文法の時間に実践してこつをつかみました。
このような「アウトプット型」の学習法は5教科すべてに共通です。
Tちゃんが新たな勉強法に早く慣れて、自然にこれができるようになってくれることを塾長は願っています。

【英語】
今Tちゃんが最も勉強したいと思っているのが英作文です。
昨日塾長は、Tちゃんのその気持ちに応えるべく、英作文の時間を他教科よりも優先しました。
Tちゃんは、助動詞should「べき」を不定詞の形容詞的用法の「べき」で書き換える英作文を演習しました。
その英作文は塾長の自作問題で、公立高校入試の域を超えて私立高上位校の入試問題レベルの問題でしたが、それをTちゃんは十分に理解することができました。
Tちゃんは本当に力をつけています。
また、この問題はTちゃんの不定詞の復習にもなって一挙両得でした。

【数学】
Tちゃんは、図形の証明問題を『証明』から『証終』まで見事に解き切っていました。
Tちゃんの記述力は急成長中です。
角ABC→Bの周りの角。
このようにアルファベットを3つ並べて書くと、その3文字の中心に角ができます。
このポイントを押さえるだけで、記号の書き間違いが大きく減らせます。

【国語2】
昨日Tちゃんは、もう一度国語を勉強しました。

(例文1)とても大きい。
「とても」は活用がない自立語で、なおかつ用言(「大きい」という形容詞)を修飾している、すなわち連体修飾語になっている。
よって、「とても」は副詞。

(例文2)日本は平和だ。
とても平和だ。→〇
「平和だ」は形容動詞。

(例文3)最も大切なのは平和だ。
とても平和だ。→×
「平和だ」は、名詞+断定の助動詞。

(例文4)大盛りをペロリ、その姿は学生らしい。
とても学生らしい。→〇
「学生らしい」は形容詞。

(例文5)遠くに見える人影は学生らしい。
とても学生らしい。→×
どうも学生らしい。→〇
「学生らしい」は、名詞+推量の助動詞。

Tちゃんは、上記のようにしてやや高度な文法事項を学習しました。
上記例文の2と3は学校プリントの問題、4と5は塾長の自作問題です。
塾長は、2と3が学年末試験に出やすい問題、4と5はその発展問題として出題される可能性のある問題(塾長の予想問題)とふんでいます。
ぜひともTちゃんが「○○だ。」の識別(1単語の形容動詞なのか、2単語の名詞+助動詞なのか)をよく復習して、得意になってくれることを塾長は願っています。

【理科】
昨日Tちゃんは、磁界の向きと磁力線を学習しました。
電流の向きが「+極から-極へ」であること、
磁界の向きが「N極からS極へ」であること、
「N極」「S極」は英単語のnorth(北)とsouth(南)から来ていること、
社会科の地図の方角の矢印の向きがN(北)を指すこと、
Tちゃんは、これらを関連付けて覚えることができました。

【休み時間】
Tちゃんは、美術部の部長の身内に不幸があったことを塾長に話してくれました。
心からお悔やみを申し上げたいと思います。
塾長は、Tちゃんが明るい話題ではないことでも塾長に話してくれることを「何でも話してくれる。」と嬉しく感じました。

また、昨日の休み時間は、これ以上ないほど明るい話題で盛り上がりました。
浦和レッズの天皇杯優勝です。
準決勝戦の先制ゴールは今年限りで浦和を去る選手が、決勝戦の決勝ゴールも同じく去り行く別の選手が、それぞれ決めてくれました。
これほどドラマチックで感動的な優勝は後にも先にももうないかもしれません。
優勝おめでとう。

さあ、これで浦和レッズはACLの出場権を得ました。
浦和レッズのACL優勝は、2007年と2017年。
まさにラッキーセブンの年でした。

塾長は、2027年を待たずしての優勝を期待せずにはいられません。
劇的な優勝はチームに勢いをもたらすのが常ですから。

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