2021-11-21

QED進学塾の中2生(T)~明日の学習予定

QED進学塾の中2生のTちゃんの明日の学習予定です。

【優先順位1位】=Tちゃんが勉強したいこと。

【優先順位2位】=塾長がTちゃんに今必要だと思うこと。
1.前回授業で学習時間の取れなかった数学。
(学校授業の進度に合わせて図形の証明問題)
2.理科の「回路を解く」計算問題。
(学校授業の進度と学校教材に合わせて)

さて、明日ももちろんのことTちゃんの『家庭学習ノート』を、塾長が熟読するところから授業開始です。
といっても、明日塾長は全文を熟読しないかもしれません。
塾長がどこを熟読するか、どこを流し読みするか、読むための時間をどのくらいかけるか、これらはTちゃんの要望次第です。

前回授業でTちゃんは、塾長に「そこ(英作文でない英語が書かれたページ)は流し読みして。」と要望しました。
その理由は「今日は聞きたいところがたくさんあるから。」とのことでした。
実際のところ、国語の漢文のプリントと理科の電気回路のプリント(特に記述問題)でTちゃんの質問したいことが山積みでした。
それでも前回授業を予定終了時刻の6分オーバーで終えることができたのは、授業開始直後にTちゃんが塾長に前述の要望を出してくれたおかげです。

このことから、Tちゃんが「今日はこれを勉強したい。」という明確な目標を持って登塾してきていることが良く分かります。
そして、Tちゃんの目的意識と学習意欲の高さが、Tちゃんの授業への集中力と学習内容の吸収力に直結していると塾長は思うのです。
というわけで、塾長がTちゃんの要望に沿って授業を進めることが、Tちゃんの学習効率を最大化する方法だと考えています。
もっと詳しく言えば、授業の大枠はTちゃんの要望通りに、授業の中身は塾長の裁量で自由に、これが理想形ではないかと塾長は考えています。

たとえば前回授業。
Tちゃんは塾長に英作文を質問しました。
塾長は、Tちゃんの理解を深めるためと、Tちゃんの国語の文法の予習のためと、この2つを兼ねて準体助詞の「の」を教えました。
また、Tちゃんは塾長に学校プリントの電気回路を質問しました。
塾長は、Tちゃんが数値の正しさをその場で確認するためと、Tちゃんの学校の理科でこれから出てくる計算問題(複雑な回路)を解くためと、この2つを兼ねて回路図に数値を書き込む手順と数値の根拠となる理由の書き方を教えました。
つまり、Tちゃんが今学習したいこと・学習すべきことと、Tちゃんの将来の学習のための先行投資となることと、この両方を塾長は教え、Tちゃんはそれをぐんぐん吸収しているのです。

そして、授業終了後にTちゃんは「(懸念材料だった)理科のプリントが解き終わった♪」とうきうきで言いました。
塾長は、Tちゃんのその発言を聞いて、Tちゃんの満面の笑みを見て、心から嬉しく思いました。
Tちゃんの「今」の課題を解決しながら、Tちゃんの「未来」への先行投資をも同時に行う、そんな授業を今後も続けて行きたいと、塾長は改めて思いました。

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