2023-01-04

QED進学塾の2023年~本日は授業始め

QED進学塾の2023年の授業始めです。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も一緒に勉学に励みましょう。

QED日誌の昨日の記事で、塾長は中1生に『北辰テスト』を受験することを推奨しました。
今週塾長は、中1生に同模試を受験する意義を、一つの例とともに説明します。

現在の中1生のUくんとAくんは、社会科の1問1答問題を宿題で毎週勉強して、それを塾で毎週テストしています。

たとえば、『北辰テスト』の「中1スタートダッシュ号」の社会科で記述式の問題が出題されたとします。
仮に、同問題の配点が1問8点で、両名が得点できていなかったとします。

すると、塾長は両名に「これからは『1答1問』を勉強しよう。」と提案します。
『1答1問』とは、「1問1答」の答えとなる1単語を見て、その単語の問題文を言う演習です。
一字一句たがわず同じ文である必要はなく、文の意味が合っていればOKです。
こうして、説明文を書く演習を行うことで、生徒の記述力を鍛えます。

さらに、塾長はこう続けます。
「記述式問題には部分点というものがあってね、キーワードを2つ記述できて8点満点の問題を、そのうちの1つだけ答えられたとすると半分の4点がもらえるよ。1問で4点稼げたら嬉しいよね。」

『北辰テスト』は、埼玉県公立高校の入試問題に準拠して作成されています。
同模試を受験した生徒は、
1.埼玉県公立高校入試にはどんな問題が出題されるのか。
2.各問題の配点はどのようになっているのか。
3.同模試や入試本番で得点するには、普段からどんな勉強をすればよいのか。
以上のことを実感を伴って理解できるようになります。
もちろん、塾長は生徒が理解できるように説明します。

つまるところ、模試は普段の勉強に役立ててこそ価値を持ちます。
生徒の毎日の学習が、「先生が言うから、これをしぶしぶ勉強する。」という消極姿勢から、「この種の問題でこのくらいの得点を上げたいから、これを自ら進んで勉強する。」という積極姿勢に変われば、それはもう理想形と言えるでしょう。
生徒の学習意欲は、学力と成績を向上させるための特効薬なのです。

追記。
塾長が記述力の養成を重視するのは、学年が進むほどにその能力が求められるようになるからです。
そして、その傾向は5教科全てに当てはまります。
生徒が目の前の模試の対策として勉強している記述式問題が、今すぐに模試の得点に反映されることと、未来の学力を向上させるための投資となることと、その一挙両得を塾長は狙っているのです。

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