2023-01-11

QED進学塾の中学1年生(K)~英語の冬期課題テスト

QED進学塾の中学1年生のKくんの通う学校では、英語の冬期課題が2つ出題されています。
そして、冬期課題テストも実施されます。

1.不規則動詞変化表。(過去分詞形を除く)
2.冬期講習テキスト。(私立校+塾の専用教材)(公立校への納入不可)

冬期課題は、上記の1.2.です。
しかしながら、課題テストの試験範囲は1.のみで、2.は試験範囲から外れています。
つまり、課題と課題テストの範囲が一致しないという、やや変則的な出題パターンなのです。

前々回の授業で、Kくんは上記1.を学習しました。
そして、表の覚え方を学びました。

前回授業では上記2.を学習しました。
そして、Kくんが自力で解けなかった問題についての疑問点を解消しました。

このバランス感覚がKくんの素晴らしいところです。
課題テストに1.だけが出題されるのならば、1.に全集中しようとする生徒が多数派でしょう。
ところが、Kくんは、1.と2.をそれぞれ1日ずつ学習することを希望しました。
試験に出るところだけを勉強しようとはしなかったのです。

前回授業での会話です。
塾長「表は自力で覚えられそう?」
Kくん「(自信ありげに)はい。」
なるほど、そういうことでしたか。

(1)自力では戦えないと判断したところを塾で聞こうとする。
(2)質問して「もう自力で勉強できる。」と判断したら、直ぐ次の問題にとりかかる。
(3)試験のためだけの勉強ではなく、学力を伸ばすための勉強ができる。

Kくんは、この3つができています。
塾長が押し付けたわけでも、助言したわけでもないのに、Kくんが「自分で考えて」3つともできている点を塾長は高く評価しています。
塾長は、Kくんがこの学習姿勢を今後も続けてくれることを願っています。

しかしながら、完全にこのままで良いとは言い切れません。
それは、Kくんの覚えものが「少々難あり」だからです。

前述したように、Kくんは「できた。→よし次に行こう。」と、切り替えを速くして勉強を進めて行くことができています。

ただし、Kくんは、覚えものに関して「できた。」の判断基準が甘い傾向にあります。
そのため、Kくんが「できた。」と思っていたものが、少し時間が経過しただけで「忘却の彼方」ということが、これまでに何度もありました。

その改善策は単純明快です。
Kくんが「できた。」と思ってから更にもう一押しすることです。
覚えたことが寝ぼけていても言えるくらいまで、反復練習を繰り返すことです。
このスタイルさえ身に着ければ、Kくんの成績が継続的に伸長することは約束されたも同然です。

「1字1句たがわずにスラスラ言える。」
基礎基本の最重要項目について、Kくんがここまでやってくれることを、塾長は切に願っています。
一緒に頑張って行きましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿