2023-01-28

QED進学塾の中学1年生(L)~今回の数理英(3)

QED日誌の前回記事(本日の記事)のつづきです。

【数学】
Lくんは、作図を学習しました。
1.垂直2等分線。
2.角の2等分線。
Lくんが質問したのは、1.が円と2点で交わる作図でした。
Lくんは、同図に2等辺三角形が2つ書けることを知ると、直ぐに納得してくれました。

さて、もう一度英語に戻ります。

Lくんは、発展学習で「SVO(sv)」の文を学習しました。
この文は、SV(大きなSと大きなV)とsv(小さなsと小さなv)とを含んでいるのですから、まぎれもなく「複文」です。
ですが、塾長はこの授業で「複文」という言葉は一度も使いませんでした。
もちろん意図的に。

塾長がLくんに教えられるだけ教えてしまえば、Lくんの頭はパンクしてしまいます。
授業時間だって足りなくなります。
「どこまで教えるべきか。」に、言い換えれば「どこで止めるべきか。」に、塾長はいつも気を配っています。
このさじ加減が、塾長が授業をしていて一番難しいと感じている点です。

さじ加減に絶対的な基準はありませんが、相対的な基準はあります。
基準は「Lくんの反応」です。
なぜなら、授業の主人公はLくんだからです。

塾長の教えることがこれ以下だと、Lくんが持てる能力を余してしまって勿体ない。
塾長の教えることがこれ以上だと、Lくんが過負荷になってしまう。
そのぎりぎりのラインを常に攻めたいと塾長は考えています。
実は「ちょうどいい。」がいちばん難しいのかもしれません。

Lくんには高い目標があります。
Lくんがそこに到達するために、塾長はLくんの授業に「発展学習」を毎回ちょっとだけ加えます。
その「ちょっとだけ」が、いつもLくんの適量だといいなと思いながら。

Lくんが楽しく学びながら、学力を伸長させ続けること。
Lくんにとっての理想形はこの1行に尽きます。

こう言い換えることもできるでしょう。
Lくんが無理をしていない、それでいてLくんの高い能力値を持て余してもいない。

これからも一緒に楽しく学んでいきましょう(^^)/

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