2023-01-06

QED進学塾の中学1年生~(U,K,A)~今回の英語(昨日の続き)

QED日誌の昨日の記事の続きです。

中1生の3名は、塾長の6拍子のタクトに乗って『不規則動詞変化表』を学習しました。
すかさずAくんが「あ。これ習った。」と言いました。
ちょうど中1の音楽で、6拍子の指揮棒の振り方を習ったばかりという好タイミングだったからです。

音楽でも、歌詞だけを覚えようとするよりも、メロディーとリズムに乗せて覚えたほうが、ずっと早く覚えられてしかも忘れにくいものです。
また、同様の傾向は、どの教科の勉強をするときにも見られます。
「語呂合わせ暗記法」や「頭文字暗記法」などは、その最たるものでしょう。
これを英語にも利用しない手はありません。

【例0】
1.「原形(現在形)」 2.「過去形」 3.「過去分詞形」
4.「する」      5.「した」  6.「された」

【例1】
1.「イートゥ」 2.「エイトゥ」 3.「イートゥン」
4.「食べる」  5.「食べた」   6.「食べられた」

【例2】
1.「ラン」 2.「レァン」 3.「ラン」
4.「走る」 5.「走った」 6.「走られた」

上記は、【例2】だけ正しくありません。
なぜならば、ここでのrunは、「走る」という意味の自動詞だからです。

QED進学塾の中学生以上の全塾生は、既に塾で5文型を学んでいます。
生徒は、一般動詞の目的語(O)「何を」があれば第3文型SVO、なければ第1文型SVと覚えています。
だから、中1生でも欲張って「自動詞と他動詞」を勉強しようとすれば、それは可能です。

しかしながら、塾長には欲張って失敗した苦い経験があります。
失敗の原因は、6拍子のリズムが壊れてしまうことにありました。
なので、塾長は、6拍子で覚えてもらうことを最優先しているのです。

今あるものを後で削ること、すなわち「1を0にすること」は簡単にできます。
(頭の)消しゴムで消すだけだからです。

ところが、今ないものを後で足すこと、すなわち「0を1にすること」は簡単ではありません。
無から有を生じさせるのは大変なことなのです。

だから、本来ないはずのものも含めて6拍子のリズムで覚えて、なければないで後で消せばよい、という作戦を採用しています。

余談です。
塾長は、野球部員の塾生に真顔でこう言われたことがあります。

部員(捕手=キャッチャー)「先生、『走られた』って言うよ。」
塾長「そうだね!敵に盗塁を決められたときに『走られた』って使うよね。」

塾長は(英語にはないけど)「それもありか。」と思ったものでした(笑)

【休み時間】
1.ちびコーラ。
2.ちびファンタ。
3.ポテチ。(湖池屋・コンソメトリュフ味)
上記の1.2.は選択科目で、3.は必修科目です。
中1生の3名と塾長の4名でこれを喫食しました。
さすがは安定の湖池屋です。
全員が「おいしい。」の評価でした。

このとき、塾長は塾生から貴重な意見をもらいました。
炭酸でない飲料もほしいというのです。

というわけで、早速塾長はお茶を充実させました。
緑茶、抹茶ラテ、麦茶、無糖紅茶、の4種のお茶が今塾にあります。

本来の塾の存在意義は「学び舎」です。
お茶やお菓子は不要と考える、他塾の塾長も多いことでしょう。

しかしながら、塾長は塾を「学び舎」であると同時に、生徒の「居場所」とも考えています。
生徒が毎週毎週通ってくるわけですから。

楽しいことがあると頭の回転が速くなり、嫌なことがあると遅くなる、人にはこのような傾向があります。
ということは、塾生の学習効率を上げるには、塾に良いイメージを持ってもらったほうが有利に決まっています。

楽しく勉強すること、そしてそれを継続すること、その先に学力と成績の向上がある、塾長はこのように考えています。
これは、2007年のQED進学塾の開校以来ずっと変わっていません。
そして、塾長はこの校風をこれからも守り続けて行きます。

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