2023-01-26

QED進学塾の中学1年生(U,K)~今回の英語・理科

QED進学塾の中学1年生のUくんとKくんの今回の英語・理科です。

年明けから両名は、塾長の配布した『不規則動詞変化表』を継続的に学習しています。

本日両名が学習した不規則動詞の中に「fly」(飛ぶ)という動詞がありました。
一方、「fry」(揚げる)もカタカナで書けば同じ「フライ」ですから、この2つの動詞を両名が混同するのも無理からぬところです。

まずは、発音から。
両名は、前者の「フライ」と後者の「フぅらイ」とを、明確に違いが分かるように発音練習しました。

塾長は「字を先に覚えるのではない。正しく発音できれば、自ずと字が想像できる。」と両名に言いました。
英国人の子どもは、音が先で字が後という順番で英語を習得して行きます。
これは、英語に限ったことではなく、言語習得における正解共通の順序です。
ですから、この順に沿って学ぶのが理にかなっていると言えるでしょう。
正しく発音できてさえいれば、「ここは『l』だっけ?それとも『r』だっけ?」などと悩むことはなくなるのです。

また、両名は、規則動詞の「fry」が「子音字+y」で終わっていることに着目しました。
「子音字+y」で終わる可算名詞を複数形にするには、「yをieに変えて」から「s」を付けます。
同様に、規則動詞の「fry」を過去形や過去分詞形にするには、「yをieに変えて」から「d」を付けます。

さらに、両名は「ケンタッキー・フライド・チキン」の「フライド」が過去形なのか、それとも過去分詞形なのかについても考えました。

Kくん「鳥を揚げたんだから、過去形だと思う。」
塾長「日本人の発想はそうだよね。」
塾長「でも、英語なんだから英国人の考え方に合わせないとね。」

というわけで、英国人は被修飾語のチキンの立場に立って「揚げられた」と考えるのだと、今回の授業で両名は知ることができました。

Uくん「じゃあ過去分詞形だ!」
塾長「正解。」

ここから、さらに両名は発展学習をしました。
せっかく「飛ぶ」と「揚げる」を勉強したのですから、飛行機が空を飛べるのは「揚力」のおかげだということを学ばない手はありません。
さあ、流体力学(理科)の勉強です。
両名は「流速が大=圧力が小」の法則を学びました。
これにより、両名は「大谷投手のスライダーはどうしてあんなに曲がるのか。」という謎に対する解答を得ました。

定期試験前にはできないことですが、そうでない時期にはこのような総合的な学習ができます。
こうして楽しく学びながら、幅広い知識を身に着け、5教科の学力の底上げをして、しかも有機的な結びつきで覚えられるので忘れにくい、これぞ理想的な学習です。
少なくとも、塾長はそう考えています。

【休み時間】
大寒波の到来です。
温かいものが欲しくなります。
Kくんは、塾のお菓子棚から「おしるこ」(インスタント)を見つけました。
Uくん・Kくん・塾長の3名は、お湯を沸かして「おしるこ」を飲みました。

甘いものに合うおやつは、ハッピーターン(豚キムチ味=期間限定品)です。
両名は、塩に甘味を引き立てる効果があることを学びました。
これは、舌の「味蕾」の味の感じ方によるものです。
塩が味蕾をリフレッシュして、より甘みを強く感じるようになるのです。

机にかじりついて勉強することだけが「学び」ではありません。
普段の生活の中に、たとえばおやつの時間の中にも、「学び」の機会はふんだんにあるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿