2021-09-12

QED進学塾の中2生(T)~QED日誌の愛読者

QED進学塾の中2生のTちゃんはQED日誌の愛読者です。
木曜日にTちゃんが「QED日誌の記事を読むのが楽しみ。」と言ってくれて、塾長は小躍りして喜びました。
毎週日曜日のQED日誌は「明日の学習予定」が定番ですが、塾長はそれを一昨日の記事に既に書いています。

そこで、塾長は1冊の本を取り上げて本日の記事を書きます。
書籍名は『無理げー社会』で、著者は「橘玲」(たちばなあきら)です。
同書で著者は『「努力できるか」は遺伝的要因に大いに左右される。努力できること自体が一種の才能である。』と述べています。

この論には根拠があります。
それは遺伝率のデータで、145万人もの双子を対象にした調査の分析結果です。
サンプル数が非常に多いので、データの信頼性は高いと思われます。

1.努力
集中力44%・やる気57%

2.才能
記憶45%・計算56%

著者は遺伝率を上記のように「努力」と「才能」とに分類して書いています。
その数値を見ると、1.と2.はほぼ同等の遺伝率であると言えます。

塾長は「努力できること」が最大の才能だと考えています。

どんなに記憶力が優れている子でも、覚えようとしなければ何も頭に入りません。
どんなに計算の才能を持っていようとも、実際に自分の手を動かして計算練習をしなければ上達は望めません。

一方、やる気のある子は、自分から机に向かいます。
そして、誰に言われなくても自ら進んで覚えようとするし計算練習もします。
さらに、集中力があれば鬼に金棒です。

Tちゃんは、ずば抜けた才能を持っています。
それは「努力できる」才能です。
やる気も集中力も申し分ありません。
それに加えて「継続する」才能をも持ち合わせています。

つまり、Tちゃんは「高い集中力を持って努力し続ける」ことができるのです。
そして、Tちゃんはその才能を如何なく発揮しています。
塾長は、そんなTちゃんに畏敬の念すら抱いています。
だから、Tちゃんに心からの拍手を送り続けたいと思うのです。

ところで、TちゃんがQED進学塾に初めて来た日は6月10日でした。
そして、翌日の11日が初授業の日です。
本日は2021年9月12日なので、それから3か月が経過しました。

塾に通い始めたばかりのTちゃんは「覚えものが苦手」と言っていました。
「計算(特に分数・小数)が苦手」とも言っていました。
しかし、Tちゃんはもうそんな苦手意識を持つ必要は全くありません。

覚えものについては、Tちゃんが勉強しやすい方法を確立させて、それを毎日実行しています。
計算については、Tちゃんが夏休みに学校課題をみっちり勉強して、その努力の甲斐あって見違えるほどの計算力が身に着いてきました。
だから、苦手意識どころか自信満々でいていいのです。

そのうえ、Tちゃんの学習に取り組む姿勢は素晴らしい点が多々あります。
Tちゃんは、疑問点があれば必ず質問します。
分からないことを決してそのままにはしません。
Tちゃんは、本気で勉強ができるようになりたいと思っています。
だから、塾長の授業の進め方についてもTちゃんの希望を言ってくれます。
おまけに、勉強以外のことも何でも話してくれます。
こうして、Tちゃんが安心して勉強に集中できる環境を整えることができたのです。

Tちゃんが今の勉強を続ければ、学力がぐんぐん伸長して行くことでしょう。
それに伴って自ずと成績も向上して行くでしょう。
Tちゃんが楽しく勉強を続けながら、学力と成績を伸ばし続けて行く未来が目に浮かびます。
塾長は、Tちゃんの成長が楽しみで仕方ありません。

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