2021-08-14

QED進学塾の中2生(R)~一昨日の英語

QED進学塾の中2生のRくんの一昨日の英語です。

授業の冒頭に小テストを実施しました。
Rくんの試験結果は決して芳しいものではありませんでした。
それもそのはず、Rくんは1週間の試験勉強の期間中に3日連続で勉強しない日を作ってしまったのです。
宿題は「1日1回(30分かからない)のテスト勉強を毎日実行して、その日付けとかかった時間を記録する。」ことでした。
Rくんはそれを怠ったために、小テストで点数が取れなかったのです。

1日あたりの学力上昇を1と仮定します。
すると、7日間連続で毎日勉強した子の学力は7上昇します。

では、1週間のうち4日間だけ勉強した子はどうか。
学力の上昇は4ではなく、1です。

何故ならば、勉強しなかった日には勉強したことを忘れてしまうからです。
1日勉強しなかったがために1忘れる(学力が1下がる)と仮定すると、
4日間勉強したので学力上昇は4、
3日間勉強しなかったので学力下降は3、
よって、4-3=1だけしか学力は上昇しません。

1週間に4日間勉強した子は、1週間に7日間すなわち毎日勉強した子に比べて、2分の1以上の時間勉強した計算です。
ところが、学力上昇はわずか7分の1。
こんな非効率なことをしていては、何のために勉強しているのか分かりません。

1日勉強した子は、1歩前に進みます。(学習量1)
1日勉強を怠った子は、1歩後ろに下がります。(学習量0)
両者の1日の勉強量の差は1歩です。(1-0=1)
ところが、実際には2歩の差がついてしまっています。

このことから、毎日勉強を続けることが如何に大切か分かるでしょう。
継続は力なり。
これは、紛れもない真実なのです。

Rくんがこの1週間で家庭学習した4日間のうち、1日だけ「所要時間」が正確に記録されている日がありました。
その日の所要時間は25分でした。
つまり、1日30分もあれば勉強できる量の宿題だということです。
ならば、毎日勉強しましょう。

1日24時間のうちの30分は48分の1です。
このわずかな時間が捻出できないとすれば、それは「できない」のではなく「やらない」のです。

「できない」理由、いえ「やらない」理由を必死で探すのはやめましょう。
そんなことを考えている暇があれば、直ぐに勉強に取り掛かりましょう。
近年出版された本に「5秒実行法」というものがあります。
やるべきことがあるとき、「5・4・3・2・1」と数えて5秒以内にそれを実行するのです。
これは、今すぐに「やらない」理由を考えたり、「あとでやろう」と後回しにしたりすることを防止するのに有効です。

それでもできなかったら・・・・・
「やらない」理由ではなく、「やれる」方法を全力で考えましょう。
やるべきことを「毎日の習慣」に組み込んでしまうのが最善策です。
そうなればしめたものです。
体が勝手に動いてくれるからです。
考えるべきことがあるとすれば、それは「如何に短期間で習慣化できるか」の方法論でしょう。
「さぼり癖」ではなく「勉強癖」を身に着けたいものです。
「そのうち。」ではなく「一刻も早く。」です。

あと半月で夏休みが終わります。
2年2学期の始業式はもうすぐです。
2年2学期の始業式=埼玉県公立高校入試まであと1年半です。
光陰矢の如し。
のんびり構えている余裕はありません。

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