2021-08-05

QED進学塾の中2生(R)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの本日の学習予定です。

数学・英語の小テストを実施します。
前回の小テストは惨憺たるものでした。
塾長は、試験結果を重視するのは勿論のこと、努力の過程をも注視しています。
Rくんの家庭学習ノートを見れば、「努力の過程」が一目瞭然なので、塾長は必ずノートを見ます。

ノートには日付けと時間が明記されています。
8月2日の再テストの試験勉強をする日は、7月30日・7月31日・8月1日の3日間でした。
ところが、Rくんのノートには8月1日の日付けしかありませんでした。
Rくんは7月29日に勉強したことを、その翌日(7月30日)も翌々日(7月31日)も何もせずに放置し、記憶の大半を失ってからようやく8月1日に1日だけ勉強し、そして8月2日の試験に臨みました。
当然のことながら結果は惨敗。
それはそうです。
勉強したことを忘れてしまった後で1夜漬けしたところで、点数が取れる道理がありません。

悔い改めよ。
塾長がRくんに送りたい言葉です。

前回授業で塾長は、Rくんの生活習慣についてのヒアリング調査を行いました。
Rくんの毎朝のルーチンは「朝ごはん→歯磨き→着替え」だそうです。
これに一つ足して「朝ごはん→歯磨き→着替え→テスト勉強」にすれば万事解決です。

「がんばって勉強しよう。」などと考えているうちは勉強できません。
生活習慣の一連の流れの中に勉強が組み込まれていれば「勉強しよう。」は不要です。
ルーチンワークの中の一項目である「勉強」を欠けば、「いつもと違う。落ち着かない。気持ち悪い。」と感じます。
ここまで習慣化して初めて「学習習慣が身に着いた。」と言えるのです。

朝ごはん→歯磨き→着替え→テスト勉強。

前回授業で導き出された答えが上記です。
しかしながら、どれだけ優秀な作戦を練りに練っても、それを実行に移さないことには藩の意味もありません。
お話になりません。
Rくんの「実行」あるのみなのです。

テスト勉強の期間が3日間。
その1日目と2日目のノートは真っ白、3日目にようやく勉強を始める(一夜漬け)、4日目にテストを受ける。
8月2日にRくんがやったことがこれです。
こんなことをしていては、日々覚えていくことよりも、日々忘れ去っていくことのほうが多いのは自明です。

朝ごはん→歯磨き→着替え→テスト勉強。

やるべきことはシンプルです。

やるだけです。
できない理由を必死で探すのはやめましょう。
できる方法を必死で考えましょう。
そして、考え抜いた結果の結論が、「朝ごはん→歯磨き→着替え→テスト勉強。」です。

それでもRくんが毎日のルーチンワークをさぼるのならば、塾長はさらに次の手を打たなければなりません。

次の手とは、
1.本日のQED日誌の記事をRくんの保護者さまに手渡す。

それでもだめなら、
2.早急に三者面談を実施する。

夏休みはあと1か月ある。
こんなふうに考えていてはいけません。
せっかくまとまった勉強時間が取れる夏休みが、あっという間に終わってしまいます。
夏休みを無為に過ごせば、勉強の遅れを取り戻す絶好機を失います。
それどころか「普通に」夏休みの勉強をした生徒に大きく水を空けられてしまいます。

悠長に構えている暇はありません。
即実行あるのみです。

0 件のコメント:

コメントを投稿