2021-08-24

QED進学塾の中2生(R)~昨日の数英

QED進学塾の中2生のRくんの昨日の数学・英語です。

昨日の授業の冒頭、Rくんは塾長に家庭学習ノートを提出してくれました。
Rくんが毎日きちんと勉強していることが良く分かるノートでした。
よく頑張っています。

ノートには間違い直しも赤で書き込まれていました。
塾長は、その赤字のところを詳細に授業解説しました。
たとえばstudent。
これはRくんが苦手な英単語です。

塾長はRくんに「単語をひたすら書いて覚えろ。」と言ったことは一度もありません。
昨日の授業ではstudentの英単語の成り立ちを解説しました。
それをstudentの上下に書き込んでいくと計6行になりました。

ここまで丁寧に学習すれば、ひたすら書いて覚えるのと同等かそれ以上の時間がかかります。
しかし、その時間投資は決して無駄にはなりません。
単語の成り立ちを分かって覚えた単語は、なかなか忘れないからです。

また、単語を分解してその仕組みを知る演習を重ねて行くうちに、初見の英単語が読めたり意味が分かったりすることが増えて行きます。
さらに、発音(またはカタカナ)から英語の綴りを想定することさえ可能になります。

こういった意味で、今Rくんが一つ一つの英単語を「ここまでやるか」と言うほど詳細に学習していることは、今後の英単語学習に大いに生きてくるのです。
今の単語学習法を続けて行きたいものです。

翻って数学です。
Rくんは、6級A8番(連立方程式の加減法)の問題を2通りの解法で解いてきました。
しかも完全に自力で。
素晴らしいことです。

Rくんの連立方程式の計算が上達したので、塾長は次のような宿題を出しました。
1.火曜日=6級A9番を2通りの解き方で解く。
2.水曜日=6級A10番を2通りの解き方で解く。
3.木曜日=6級A9番を1通り(2通りのうち楽なほう)の解き方で解く。6級A10番も同様。

解くのに要するページ数や行数は3日間ともほぼ同じでしょう。
しかしながら3日目が最も楽なはずです。
塾長はRくんにどうして最終日が楽なのかの理由を説明しました。
木曜日の宿題は、Rくんにその楽さを実感してもらうための宿題なのです。

すると、Rくんは「一番楽な解き方」を探す習慣が身に着くことでしょう。
「最短最速」の解法を探すのが当たり前になれば、自ずと計算の速度も正確性も向上して行きます。
数学の基礎基本は計算です。
まずは計算力を鍛え、計算問題を得点源にして行きましょう。

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