2023-03-31

QED進学塾の新高校2年生(S)~英語の長文読解

QED進学塾の新高校2年生のSくんの英語の長文読解です。

来月Sくんは『英検準2級』を受検予定です。
英検の全問題のなかで、Sくんがいつも苦戦しているのが長文読解です。
そんなSくんの希望により、QED進学塾の英語の時間は長文読解の演習をするのが常となっています。

「読解力を鍛える。」と一言で言っても、何をどう勉強すればよいのか分からない生徒も多いことでしょうから、読解力を3つに細分化して見ていきましょう。

1.語彙力。(英単語・英熟語)
大学受験に必要な単語数は、最大6000語(東大・京大)と言われています。
早慶(早稲田大・慶応大)ならばその半分以下の2500語程度、日東駒専(日大・東洋大・駒沢大・専修大)ならば4分の1以下の1400語程度でも十分戦えます。

しかしながら、生徒にとって1400語は「ものすごく大きい数」であり、決して与し易しとは言えません。
そこで、ターゲットを絞り込んだ学習が必要なのです。

(1)基本的な動詞=50語。
(2)前置詞=44語。
(3)=(1)+(2)=94語。
まずは、これだけ勉強しましょう。

塾長の大好きな「英語ユーチューバー」に「イングリッシュおさる」という人がいます。
おさる氏の作る動画は、いつも解説が大変分かりやすく、しかも本質をついていて、塾長は塾生に視聴することをいつも推奨しています。

おさる氏の作品はどれも素晴らしいのですが、中でも秀逸なのが「動詞50語」と「前置詞44語」の2本です。
これが、前述の(1)(2)を塾長が推挙する理由の「1つ」です。
(2つ目の理由は後述します。)

2.文法力。
読解力を支えるもう一つの要素が英文法です。
大学受験の大手予備校の有名講師のS先生が「文法力を読解力に」結びつけるための、中学生向けの問題集を出版していますが、そんな本が出るくらいの大きな影響を、文法力は読解力与えるということです。

長文読解問題の文章中に、たとえSくんの知らない単語があったとしても、
「文法的にここは○○詞が入るはず。」
「前後の文から考えて、その○○詞はおそらくこんな意味だろう。」
こんなふうにして、未知の単語の意味を推し量ることだってできるのです。

英文法を勉強すれば、文法問題に明るくなるのはもちろんのこと、読解問題においても上記のような得があります。
塾長が文法重視の授業をするのは、このような理由があってのことなのです。

つづく

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