2023-03-11

QED進学塾の新入塾生(E)~記念すべき初授業

QED進学塾の新入塾生のEくんの記念すべき初授業です。

新中学1年生のEくんは、新高校1年生のRくんの弟妹で、この3月に新入塾したばかりです。
これから一緒に勉強を頑張って行きましょう。

Eくんは、中学校に入学前の3月の1か月間で英語と数学の予習をします。
そして、3月のEくんは、Rくんと同じ時間に授業を受講します。
Rくんが3月いっぱいで卒塾するので、4月からEくんは一人で登塾します。
Eくんが塾に慣れるまでの1か月間、兄であるRくんがいつも塾の隣の席で勉強してくれるのは、とても心強いことではないでしょうか。

そんな安心感もあってか、Eくんは、塾での初授業をのびのびと受講することができました。
好スタートを切ったEくんが、このまま順調に走り続けてくれることを、塾長は大いに期待しているところです。

Eくんの初授業の学習内容を一言で言えば、「国語から英語への橋渡し」でした。

Eくんは、漢字の読み方に音読みと訓読みの2種類があることを学びました。
さらに細分化すると、音読みには、漢音・呉音・唐音の3種類があり、中には(数は多くありませんが)その3つを全て持っている漢字もあります。
たとえば「行」という漢字がそれに該当し、「ギョウ」「コウ」「アン」と音読みできます。

Eくんは、まだ初回授業だったので「音読みと訓読みの2種類」だけを学習し、「漢音・呉音・唐音」の話は、また別の機会に学習してもらうことにしました。

漢字と同じように、英語の読み方にも複数あることをEくんは学習しました。
塾長が例に挙げたのは「U・u」です。

1.アルファベット読み=「ユー」(2割)
2.フォニックス読み=「ア」(8割)
3.ローマ字読み=「ウ」

Eくんは、1.と3.の読み方を一瞬で答えました。
これは、小学校履修内容がよく頭に入っている証拠で、大変素晴らしいことです。

次に、塾長が例に挙げたのは「dog」です。
これをアルファベット読みすると「ディー・オウ・ヂー」ですが、普通そんな読み方はしません。
フォニックス読みで「ドゥ+オ+グ」=「ドッグ」と読むのが普通です。

Eくんは、「dog」を学習して、
(1)英語の読み方はフォニックス読みが基本(8割)であること。
(2)母音(a i u e o)は、ひとつ前の子音(a i u e o以外)とたし算すること。
(3)既に日本語になっている英語が多いこと。
(4)上記(3)より、「読み」が分かれば「意味」も分かる英単語が多いこと。
(5)上記(1)と(4)より、フォニックスさえ覚えてしまえば、英語学習を相当有利に進められること。
以上のことを理解しました。

これが理解できればしめたもの。
なぜなら、初回授業で塾長がEくんに配布した「フォニックス」のプリントを、Eくんが意欲的に学習するための動機付けは、これで十分と言えるからです。

Eくんが中学入学直前の1か月間で、英語と数学の学習において大きなアドヴァンテージを得てほしいと、塾長は切に願っています。

つづく

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