2023-03-12

QED進学塾の新小学5年生(Y)~日割りの宿題

QED進学塾の新小学5年生のYくんの日割りの宿題です。

現在Yくんは「分数のたし算・ひき算」を鋭意学習中です。
塾長は、Yくんの宿題の出し方の「日割り」への変更を、今回の授業から試してみることとしました。
これが奏功すれば、そのまま「日割り」を継続します。

というのは、前回授業でYくんができていた「通分・約分」が、今回授業ではすっぽりと抜け落ちてしまっていたからです。

Yくんは、週に1回の通塾ですので、授業日に宿題を終えてしまえば、次回の授業日は1週間後です。
また、翌日の宿題完了だったとしても、次回登塾は6日後です。
ということで、登塾と登塾の間の日数が空きすぎているために、その間にせっかく覚えたことを忘れてしまっているようなのです。

今回の宿題は、計算問題が14問。
Yくんは、これを通塾日の夜に2問解きます。
翌日以降もYくんが毎日2問づつ解いて行くと、次回通塾日の前日に14問目を解き終わります。
Yくんが宿題完了後に就寝すれば、翌朝の起床時には記憶が定着していることを期待できるでしょう。
なぜならば、記憶は睡眠中に整理整頓されるからです。
この状態でYくんが登塾してくれれば、前回授業の確認テストに合格できるでしょう。
そして、合格後に新しい学習内容を履修するというわけです。

とはいえ、Yくんがつ離れしてからまだ2か月しか経過していません。
(9歳児が10歳児になることを「つ離れ」と言います。)
この年齢で宿題のスケジュール管理を完璧にやれというのは、あまりにも酷です。

そこで、塾長は、Yくんのお母さまに協力を要請しました。
1.宿題の内容は、見ても見なくてもよいので、
2.宿題の日付けが書き込まれているか、
3.宿題のページと問題番号も記入されているか、
を点検してほしいというお願いでした。

上記2.3.の「日付け・ページ・問題番号」を記入する習慣が身に着けば、それがYくんの宿題のペースメーカーとなってくれるのはもちろんのこと、宿題以外の日頃の学習をスムーズに進める手助けをしてくれること間違いなしです。

今回授業でYくんは新しい学習項目を履修することができませんでした。
残念ながら、学習の進度が一旦足踏みをしてしまいました。
ですが「災い転じて福となす。」と言うではありませんか。

Yくんの宿題が「日割り」になり、Yくんが「日付け・ページ・問題番号」を自然に書けるようになり、その結果として宿題も学校での学習も家庭学習も円滑に進むようになれば、わずか1日の失点など取り返してお釣りがくるというものです。

「失敗は成功のもと。」を拡大解釈すれば「小さな失敗は大成功のもと。」です。
これからもYくんと塾長とがともに成長して行けますように。
いっしょに頑張って行きましょう(^^)/

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