2023-03-25

QED進学塾の新中学1年生(E)~国文法と英文法

QED進学塾の新中学1年生のEくんは、今回の授業で英語を1時間40分、数学を20分間勉強しました。

【数学】(20分間)
Eくんは、前回授業の復習と次回授業の予習とを行いました。

復習は括弧の外し方。
Eくんは、「(」と「)」の前者を中心とする「3人1組」で、「ー」の回数を数えて符号を決め、そして括弧を外すという解法をおさらいしました。
Eくんが習ったことをよく覚えていたので、塾長は『計算の級別トレーニング 』13級(正負の数=加法・減法)のA問題とB問題の計20問を宿題に出しました。

予習は引き算。
Eくんの兄弟で新高校1年生のRくんは、高校の数学1を予習中です。
Rくんの因数分解の問題で「a-b」を「-(b-a)」に直して解く問題がありました。
この式変形は「反対にひくと符号が変わる。」ことを表わしています。

Eくんは、お兄ちゃんの勉強に便乗して、
5-7=ー(7-5)=ー2。
を解くことに成功しました。

さらに、Eくんは、
「+軍」が5名いて、「ー軍」が7名いるから、「ー軍」が2名多い。
だから、答えは「ー2。」
という、言語による理解にも成功しました。

「数式は言葉だ。計算じゃない。」
これは、とある予備校のテレビCMでの物理の先生の発言です。
塾長もこれに大賛成です。

Eくんは、「5-7=ー(7-5)」を数式でも言葉でも理解することができました。
Eくんがこのような勉強を続けて行けば、数学の成績が向上すること間違いなしです。
ぜひこの調子で頑張ってほしいと思います。

【英語】(1時間40分)
前回授業でフォニックスの全5行中2行を学習したEくんは、今回授業で残りの3行を学習しました。
次回授業でEくんは、通塾開始から初めての「小テスト」を受験します。
もちろん、その試験範囲は「フォニックス26文字」(口頭試問)です。
一発合格を目指して毎日練習しましょう。

前回授業で第3文型SVOを学習したEくんは、今回授業で第1文型SVと第2文型SVCとを学習しました。

塾長「『C』って何だと思う?」
Eくん「修飾語。」
塾長「惜しい。補語です。数学の『=』と考えると分かりやすいよ。」

大変良い間違え方でした。
というのは、小学国語で「主語」「述語」「修飾語」を習い、Eくんがそれをちゃんと覚えていて、なおかつ塾で習った「S=主語」と「V=述語動詞」とを両方覚えていて、それらの知識を併せ考えた結果、「残るは『修飾語』しかない。」という、Eくんの知識と思考回路とが顕現した答えだったからです。

答えが合っているとか間違っているとかの結果論よりも、Eくんが上記のような知識の蓄積と、それらの知識を複数組み合わせての思考ができた点に、塾長は最高評価を与えたいと思います。

まだ6年生のEくんが「知識→組み合わせ→思考」という、どんな教科を勉強するにも最強の武器となる習慣を、既に身に着けていることは大変すばらしいことです。
ぜひ中学でもこの武器をフル活用してほしいと思います。
そうすればEくんの学力がどれだけ伸びるのか、塾長は今から楽しみで仕方ありません。

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