2023-03-28

QED進学塾の採択教材2023年度版~全教材が明日到着予定

QED進学塾の採択教材の2023年度版の全てが明日一斉に到着する予定です。
(QED日誌の昨日の記事のつづきは、また日を改めて掲載いたします。)

毎年QED進学塾では、新年度の教材が届くたびに決まってやることがあります。

その初手は「記名」です。
教材を配布された塾生は、直ぐに教材に自分の名前を記入します。
塾生は、主教材・単元テスト・解答解説のひとつひとつに名前を書き込みながら、自分がこれから学習する教材の確認作業を行うのです。
たったこれだけのことで「自分はこれを勉強するんだ。」という意識付けができるのですから、やらない手はありません。

次の一手は「ターゲットの明示」です。
全生徒が5教科の全教材の全ページを余すところなく勉強する、これが理想であることに間違いありませんが、これはどう考えても非現実的です。
誰も全部なんてやれるわけがない、まずはこれを大前提として、話を進めるのが現実的です。

数学と英語を最優先で勉強すること、数学は「例題」と「練習」を、英語は「基本文」と「英作文」を、それぞれ解くこと。
国語は「漢字」と「文法」を解くこと。
地理と歴史と理科(計算なし)は「1問1答」を解くこと。
理科(計算あり)は計算問題の専用ページの問題を解くこと。
以上が「ターゲット」です。

とある生徒が、塾に通い始めて2回目のテスト(1学期期末試験)で、上記の「ターゲット」を勉強しないで別のページを勉強した教科があります。
その教科の試験結果は惨憺たるもので、同生徒は勉強の「的」が如何に重要であるかを、身を以て理解したのでした。
何事にも段階・手順があります。
まずは「ターゲット」を勉強する、余力があればその先も勉強する、この順番を間違えないようにしましょう。

どのページが「ターゲット」なのか、そこをどう勉強するのか、家庭学習と塾の勉強の振り分けはどうするのか、塾長は塾生にこれらのことを事細かに説明します。
せっかくの新教材です。
これから1年間ずっと学び続ける教材です。
その教材をフル活用するために、テキスト配布当日の授業時間を教材説明に割くのは、極めて有効な時間投資であると塾長は考えています。

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