2023-03-07

QED進学塾の中学1年生(U,K,L)~初めての『北辰テスト』(前編)

QED進学塾の中学1年生のUくん・Kくん・Lくんの3名は、一昨日の3月5日(日)に『中1北辰スタート号』を受験しました。
その名のとおり、3名にとって生まれて初めての『北辰テスト』でした。

Uくんの保護者さまがコンビニでコーヒーを入れていたとき、同じくコーヒーを買いに来た塾長とばったり出会いました。
そこで、塾長は、Uくんが『北辰テスト』を無事に受験できたかを尋ねました。
残念ながら、「無事」ではありませんでした。
Uくんは、川口駅で受験票を落としてしまったそうです。
運よく、同駅の交番のおまわりさんが受験票を試験会場に届けてくれて助かったとのこと。
これもUくんのいい薬になったことでしょう。

受験票は、チャックの付いた入れ物に入れておく必要があります。
そうすれば、入れ物ごと落としてしまわない限り、受験票を失くすことはありません。

話は逸れますが、フィギュアスケートの織田信成選手がズボンのチャックが全開のまま、それに気づかずに演技を最後まで終えてしまった出来事を、塾長は思い出しました。
それが国際大会だったので、世界中に放映されてしまいました。
しかも、そのプログラムの曲目が「チャップリン」だったため、「チャックリン」と言われてしまったのです。
喜劇王チャップリンも笑ってしまうくらい、できすぎたギャグでした(笑)

受験票の入れ物にチャックが付いていたとしても、閉め忘れてしまえば元も子もありません。

さて、話を『北辰テスト』に戻します。
同模試は、約半日かけて5教科を受験する試験時間割です。
半ドンですので、昼食休憩はありません。
それでも、今回が初めての『北辰テスト』となる3名には、長丁場の戦いだったのではないでしょうか。
おそらく、精神的にも体力的にもタフな戦いだったことでしょう。
(特に、受験票を落としたUくんは。)

これも「慣れ」です。
受験回数を重ねるごとに、だんだん平気になってきます。
何事も経験です。
先ほど、塾長は精神面(心)と体力面(体)について触れましたが、技術面(技)も経験値が増えるほどに強化されて行きます。
技術面の具体例を挙げれば、試験問題の解き順、試験時間の配分、解く問題と解かない問題の取捨選択、答案の見直しに時間を投入する問題とそうでない問題の識別などです。
受験生は、受験回数に比例して「試合巧者」ぶりに磨きがかかってくるのです。

以上のような「心技体」が整ってこそ、どんな試験でも普段通りの実力が出せるというものです。
持っている学力以上のものを試験で発揮しようとしても、それは無理な相談です。
しかしながら、実力通りのものを試験で発揮する訓練はできます。
そのための最も有力な手段が、数多くの試験を受けることなのです。
そして、その試験が大きなプレッシャーのかかる試験であればあるほど、その効果が大きいことに間違いありません。
ですから、塾長は塾生に『北辰テスト』を受験することを推奨しているのです。

1.毎日毎日の学習の積み重ねによって学力を高めること。
2.その学力を試験場で如何なく発揮すること。
この両方ができてこそ、成績が上がるというものです。

今回の『QED日誌』で塾長は、上記の2.の「発揮」にスポットを当てて記事を書きました。
明日の『QED日誌』では、1.の「学力」にスポットを当てて記事を書きます。
『北辰テスト』を「学力向上」にどう役立てるかという記事です。

後編につづく。

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