2022-12-24

QED進学塾の高校受験生(R)~今回の数学とショートケーキ

QED進学塾の高校受験生のRくんの今回の数学です。
Rくんは、等式の変形を学習しました。

埼玉県公立高校入試まで2か月を切りました。
いよいよ全力で追い込みをかける時期です。

同入試には、毎年必ず「等式の変形」が出題されます。
その出題パターンは、
1.最初から等式が記述されていて、その式を変形する問題。
2.もとになる等式を「自力で」作成して、その式を変形する問題。
(もとの式=図形の周や面積の公式など)
の2通りがあります。

難易度が高いのは後者です。
Rくんは、先週の宿題の「周および面積の公式」をよく覚えて登塾してきました。
そのため、Rくんが上記2.のもとになる等式を「自力で」作成することがスムーズにできました。
Rくんは、今回授業で少しだけ作成のコツをならっただけで、もとの式がサラサラと書けるようになったのです。
ここにRくんの自宅学習の成果が如実に表れています。
大変よくがんばりました。

自力での作成ができてしまえば、あとは等式を変形することだけに全集中できます。
Rくんは、2通りの変形の方法を1日で習得してしまいました。
(1)等式の性質をフル活用した変形。
(2)分数式の性質・簡便法をフル活用した変形。
Rくんは、この両方を習得できたのです。

上記の(1)は、学校教科書にも塾専用教材にも詳細に掲載されています。
なので、Rくんは、塾教材の『アポロン数学』を見て(1)の復習をしました。

一方、(2)は、学校・塾のどちらの教材にも掲載がありません。
そこで、Rくんは、「6分の4=3分の2」という、たった1つの式から、以下の法則を勉強しました。

【分数式の法則】
分数式は「ななめ」を自由に操作できる。
a. かけ算ができる。
b. 入れ替えができる。
c. 上記2つを同時に実行できる。
d. 以上の操作の結果、誰もいなくなった場所には「1」を記入する。
【法則終わり】
この法則を活用すれば、非常に高速かつ簡便に等式の変形を行えます。

Rくんは、時間はかかっても基本に忠実に解き進めることのできる(1)と、より実戦的な(2)との両方を習得しました。
鬼に金棒です。
もうRくんは「等式の変形」で困ることはないでしょう。

今回の授業でRくんが解き切れなかった問題を、塾長は宿題に出しました。
これをRくんがすいすい解いて、自信を深めるとともに熟練度も向上させてくれれば幸いです。
今回授業のようにして、入試本番での「得点源」となる問題を、これからもいっしょに増やして行きましょう。

おまけ。

Rくんは、思いやりのある子です。
特に、妹や弟たちに優しいです。
前回のクリスマスアイスケーキでも、Rくんは弟妹(ていまい)を優先して、自分は1口しか食べなかったそうです。
それでも、Rくんは「いつものことだから。」と事も無げに言っていました。
本当に良い子です。

そんなこともあろうかと、今回授業の前に塾長は、シャトレーゼでショートケーキを買って来ていました。
大正解でした。
Rくんは、それをおいしそうに食べてくれました。
それを見た塾長も幸せな気持ちになれました。

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