2022-12-10

QED進学塾の中学1年生(K)~本日は2学期期末試験の最終日

QED進学塾の中学1年生のKくんの通う学校では、今週の水曜日から2学期期末試験が実施されています。
そして、今日が同試験の最終日です。
本日の試験科目は、現代文・代数・英語演習の3科目。
前回塾で代数のテスト勉強をしたKくんは、今回英語演習を学習しました。
Kくんは、塾長に質問したいことを全て出し尽くして、明日の英語の準備は万端です。
これで自信を持って明日の試験に臨んでくれることでしょう。
塾長は、Kくんの試験結果を今から楽しみにしています。
武運を祈る!

【今回の英語】
Kくんは、塾で習ったことをよく覚えています。
そして、その知識を活用しての考察も積極的に行います。
今後もKくんがこの学習姿勢を継続してほしいと塾長は願っています。

前回授業でKくんは「複文」を学習しました。
複文とは、
When s v ・・・・・, S V ・・・・・. のように、
主語S(s)と述語動詞V(v)の組み合わせが2組ある文のことです。
大文字のSVのある文を「主節」と言い、小文字のsvのある文を「従属節」または「従節」と言います。
上記の例文では、コンマよりも前の文が「従属節」=「When節」=「ときを表わす副詞節」です。
さらに付け加えれば、「ときや条件を表わす副詞節は、未来のことでも現在形で書く。」という、覚えておかなければまず間違ってしまいそうな特別ルールがあります。

今回授業でKくんは、
Which で始まる疑問文 ,(コンマ)A or B ?
の疑問文の「,(コンマ)」について質問をしてきました。

前述の「When」は接続詞(疑問詞ではない)、「Which」は疑問詞なので、それぞれの意味は異なるのですが、Kくんの目には似た形に映ったのでしょう。
これは、前回授業の内容をKくんがよく覚えていた証拠です。
塾長にはそのことが、Kくんの「どうして『,(コンマ)』があるの?」という短い質問で十分に伝わってきました。

質問の答えは「同格の『,(コンマ)』」です。
文頭の疑問詞の「Which」を「O」(目的語)とすると、
「,(コンマ)」のうしろの「A or B」は「O’」(目的語)で、
「O=O’」の関係が成り立ちます。
だから「同格」なのです。

塾長は、Kくんのこの質問に嬉しくなりました。
今回の質問は短文でしたが、その内容は、
(1)習ったことを正確に覚える。
(2)その知識をほかの英文にも活かそうとする。
(3)上記(1)の英文と(2)の英文の差異に気付く。
(4)上記(3)の理由を質問する。
という、非常に充実したものでした。

Kくんがこのような学習姿勢を継続して行けば、英語が得意にならないはずがありません。
塾長は、その手応えを感じて嬉しかったのです。
これからもこの調子で頑張って行きましょう。

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