2022-12-17

QED進学塾の中1生(U,K,A)~今回の英語・数学・社会科(2/3)

QED進学塾の中1生のUくん・Kくん・Aくん(入塾順)の今回の英語・数学・社会科です。
塾長は、一昨日から3部作で連載記事を書いています。
今日は、その第2回目です。
今回の主人公はUくんです。

【休み時間】
Aくんのお母さまからいただいたバームクーヘンと、塾長がセブンイレブンで購入したドンタコス(期間限定品の半額処分品)とを喫食しながら、中1生3名と塾長との計4名で10分間の休み時間を取りました。
社会科の1問1答式問題に登場した「希少」という言葉の説明に、ドンタコスが一役買ってくれました。

【時間割】
1時間目=英語=Kくんの質問した「There is」の文。~学校の冬季課題の問題から。
2時間目=数学=Aくんの質問した「方程式」の文章問題。~2学期期末試験の問題から。
3時間目=社会科=Uくんの質問した「1問1答式問題」の学習法。~学年末試験の試験範囲から。
以上が今回の時間割です。

【3時間目=社会科】(Uくんの質問)
今回Uくんが、2学期期末試験で大苦戦した科目、すなわち最も得点の低かった科目が社会でした。
そこで、今回Uくんは『必修テキスト 地理1』の第8章「アフリカ」の「1問1答」を学習しました。
また、Aくんもこの授業をUくんと一緒に受講しました。
このとき、Kくんは1時間目に英語で習ったことを活用した演習問題を解いていました。

【来週までの宿題】
塾長は、UくんとAくんの両名の来週までの宿題に、今回学習した「1問1答」(問題集の0.5ページ分)を出題しました。
宿題の内容は、ただ問題を解いてくるだけではありません。
来週「1問1答」の小テストをするので、その試験勉強をしてくるのが宿題です。

【来週の小テスト】
1.UくんとAくんがじゃんけんをする。
2.勝った人が先攻。
3.もしAくんが勝ったならば、Aくんが第1問目の問題を音読する。
4.Uくんが第1問目の正解を答える。
5.次にUくんが第2問目の問題を音読する。
6.Aくんが第2問目の正解を答える。
7.以下、Aくんが奇数問目を音読して、Uくんがそれに答える。
8.また、Uくんが偶数問目を音読して、Aくんがそれに答える。
9.最後の問題までこれを繰り返す。

この方法の特長は3つ。
(1)自分が奇数・偶数のどちらが当たるか分からないので、両方勉強するしかないこと。
(2)1人で黙々とテストするよりも、2人で交互に問題を出し合ったほうが楽しいこと。
(3)自宅学習がしやすいこと。
※上記(3)の自宅学習については後述します。

【今回の授業】
社会科の自宅学習は簡単。
だって「覚えるだけ。」だから。
このように言う人もいます。

ところが、話はそう簡単ではありません。
社会科の用語には、読み方が難しかったり、意味が難しかったりするものが数多くあるからです。
つまり、難読・難解な社会科用語に苦しめられる生徒が多数存在するのです。
ですから、その「難読」「難解」という障壁を、まずは取り払ってあげる必要があります。
この障壁がなくなって初めて、「自宅学習は簡単」と言えるのです。

というわけで、今回の授業では「今回の宿題=次回の小テスト」の「1問1答式問題」を、まずAくんに音読してもらいました。
この段階で、「難読」な用語を洗い出します。

そして、傍らでAくんの音読を聞いていたUくんに、意味不明な単語の質問をしてもらいました。
そのあと、Aくんにも同様の質問をしてもらいました。
塾長がその質問に答えることで、両名は「難解」な用語を理解することができました。
ちなみに、今回授業で「難読・難解」に該当した用語は、「希少」と「鉱産資源」の2つでした。

塾長は、ドンタコスが活躍してくれたことを【休み時間】の欄に前述しました。
それは、期間限定品の同お菓子が「希少」の具体的な説明に役立ったからです。
さらに、塾長は、両名が中3で習う「公民」の経済分野に登場する「需要と供給」の予習にもドンタコスを活用しました。
このような先行投資があとから地味に効いてくるのです。

また、今回Uくんは、社会科のほか英語や数学でも大きな収穫がありました。
数学は連載記事の第1回目に既に書いていますし、英語はこのあとの第3回目に詳細を記述予定ですので、今回は英語と数学について割愛させていただきました。

【ギブアンドテイク】
今回、Uくんの社会科の勉強にAくんを付き合わせる形となりました。
これで両名の社会科の成績が上がってくれれば万々歳だと、塾長は考えています。

次は、Aくんの勉強にUくんを付き合わせる番です。
「何の勉強をするか考えて来てね。」
塾長は、こう言ってAくんにもうひとつの宿題を出しました。
これでイーブンです。

塾生たちが楽しくわいわいお互いに問題を出し合って、それが切磋琢磨しながら相互の成績を伸ばし合う結果になれば、こんなに嬉しいことはないと塾長は思うのです。

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