2022-12-21

QED進学塾の高校受験生(R)~埼玉県公立高校入試(学力検査)まで2か月

QED進学塾の高校受験生のRくんの埼玉県公立高校入試の、ちょうど2か月前の日が明日です。

【埼玉県公立高校入試日程】
初日(2月22日・水曜日)=学力検査。
2日目(2月23日・木曜日)=実技試験・面接試験。
※学校によっては、2日目の試験を実施しない。
【日程おわり】

いよいよ入試本番まで残り2か月、受験勉強のラストスパートに最後の力を振り絞るときです。
しかしながら、焦りは禁物です。
入試直前になると急に不安になって、あれもこれもと手を広げようとする受験生をよく見かけます。

ですがそれは良い作戦とは言えません。
なぜならば、入試直前期には手広さを捨てて、ターゲットを絞り込んだ勉強をしたほうが、入試本番の得点に結びつけやすいからです。

というわけで、最後の2か月の追い込みにどんな受験勉強をすべきかを、3項目に分けて以下に書き記します。

(1)これまでの受験勉強の復習。
まず何を置いてもすべきことは、Rくんがこれまで力を入れてきたことを再度復習することです。
入試問題は「だいたい分かっている。」「何となく分かったつもり。」で得点できるほど甘くはありません。
ですから、Rくんが「ここまでやればもう完璧。」と自信満々で言えるほど、既習事項の復習を徹底する必要があるのです。

(2)100%出題される問題の演習。
次にすべきことは、埼玉県公立高校入試に毎年出題されている問題の演習を十分に積むことです。
たとえば、英語の5文(英作文)、数学の等式の変形(主として面積公式の変形)、理科の計算問題(てんとうむしで解ける問題)、これらが「毎年出題」に該当します。
毎年出ると分かっている問題なので、ほかの受験生もそこで点を取りに来るのは当然のことです。
その問題でRくんが得点できなければ、落とした点数の分だけハンデを負う羽目になってしまいます。
ここでの失点は命取りになると肝に銘じて、毎年出る問題がすらすら解けるまでに熟練度を上げましょう。

(3)未修事項。(これから学校で習うところ)
Rくんがまだ学校で習っていないところも入試の試験範囲です。
ここでもターゲットを絞り込みます。
上記(2)の「毎年出題」の問題のみに絞るのです。
数学の「ピタゴラスの定理」などがこれに該当します。
そして、該当単元を学習するタイミングは「学校授業に合わせて」がベストです。

Rくんが(1)や(2)の学習に多くの時間を取られることは容易に予想されます。
だからこそ、(3)の学習を最短時間で済ませる必要があります。
そのための「学校授業に合わせて」なのです。

泣いても笑ってもあと2か月です。
最後までいっしょに走り切りましょう。

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