2022-02-18

QED進学塾の中2生(T)~昨日の数学・理科

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数学・理科です。

Tちゃんは、来週の木曜日と金曜日に学年末試験を受験します。
昨日Tちゃんは、同試験の数学・理科の頻出問題を学習しました。

【数学】
Tちゃんは、2等辺三角形の定理を2つと、その証明とを学習しました。

(定理1)
2等辺三角形の底角は等しい。

(定理2)
2等辺三角形の頂角の2等分線は、底辺を垂直に2等分する。

Tちゃんは、先に(定理2)を、その後に(定理1)を学びました。
Tちゃんがこの順で学習したのは、(定理2)の証明の7割が(定理1)の証明に再利用できるからです。

Tちゃんは、上記2つの定理の証明をわずか30分で完璧に書き上げることができました。
Tちゃんが学校授業や家庭学習にどれだけ一生懸命に取り組んでいるのかがよく分かります。
塾長は、そのことを本当に素晴らしいと思います。
実は、もう一つ素晴らしい点があったのですが、それは明日のQED日誌にて。

【理科】
Tちゃんは、「湿度」に関する用語・考え方・公式・計算を昨日1日だけで一気に学習しました。
「湿度(%)」「飽和水蒸気量(g)」「水蒸気量(g)」「露点(°C)」などの用語。
「湿度□(%)/100=水蒸気量(g)/飽和水蒸気量(g)」の公式とその成り立ち・理由。
さらには「有効数字」まで。
よくぞ、これだけの学習内容を1日で習得できたものです。
塾長は、Tちゃんの集中力と理解力に拍手を送ります。

昨日の理科の授業で塾長は、あえて「有効数字」という言葉を使いませんでした。
塾長がTちゃんに「有効数字」の厳密な定義を教えてしまえば、Tちゃんの頭がパンクしてしまうことが確実だと判断したからです。
そこで、塾長は「有効数字」の定義を昨日の授業内容から割愛したのです。

Tちゃんは、書道や絵画などの芸術作品の制作が大得意です。
Tちゃんは、芸術的センスに溢れていて、その才能を習い事や部活動を通して磨いています。
というわけで、塾長は「有効数字」を作品制作にたとえてTちゃんに説明しました。

【塾長のたとえ】
大雑把な作品制作をする人と、繊細な作品制作をする人とが、ある作品を共同製作すると(たし算すると)、大雑把な作品が出来上がります。
また、ひき算でも同様のことが起こります。
まとめると「大雑把±繊細=大雑把」です。
【たとえ終わり】

Tちゃんは、この説明を一瞬で理解してくれました。
芸術的センスに優れたTちゃんは、抽象的な概念を瞬時にイメージして理解・習得することが得意なのかもしれません。
Tちゃんは、昨日の授業内容を良く整理して頭にインプットできたことでしょう。

Tちゃんが頭に入力(インプット)したことを、学年末試験で確実に出力(アウトプット)してテストの得点に結びつけるには、家庭学習での自己診断テストが必要不可欠です。
塾長は、Tちゃんが家で満点になるまでテストを繰り返して、アウトプットの練習を積んでほしいと思っています。
塾長は、それがTちゃんのテストの点数を増やすための良薬であることを信じて疑いません。

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