2015-03-31

Q.E.D.進学塾の新小学5年生~先生どうしの連携

Q.E.D.進学塾の新小学5年生のFちゃんは週6日通塾しています。国語・算数・社会科の3教科を学習する毎日です。

FちゃんはMoちゃん先生が大好きで、Moちゃん先生の登塾日を楽しみにしています。そのため塾長はFちゃんがMoちゃん先生に教えてもらう時間を極力増やすようにしているのです。

Moちゃん先生は教え上手です。殊に社会科の指導に長けていて、前回授業でFちゃんは「新潟・富山・石川・福井」をあっという間に覚えてしまいました。

順番どおりに覚えるための反復練習と音読とを多用するのがMoちゃん先生の授業の特長です。これがFちゃんにぴったり合っているようで、習得速度も速くかつ覚えたことを忘れません。

昨日Fちゃんは社会科の授業で六大陸と三大洋を覚えました。

まずは六大陸・三大洋の説明文の音読からです。

Fちゃん「南アフリカ大陸。」
塾長「南アフリカという国はあるけど大陸ではないよ。もう一度よく読んでごらん。」
Fちゃん「アフリカ大陸。」
塾長「正解。」

最初に間違った言葉を覚えてしまうと、それが後々まで残ってしまう虞があります。それを防止するのに音読は有効なのです。

Fちゃんは説明文を三度読み返し、すらすら読めるようになりました。次の段階は暗唱です。

塾長「六大陸と三大洋を本の順番通りに覚えてね。」
Fちゃん「覚えた。」
塾長「小テストするよ。」
Fちゃん「うん。」
塾長「お見事。満点。」

最終段階は場所を覚えることです。

塾長「じゃんけんのチョキを両手で作ってみて。」
Fちゃん「うん。」
(中略)
塾長「じゃあ場所を指さしながら、六大陸と三大洋を言ってごらん。」
Fちゃん「ユーラシア大陸、(中略)インド洋。」
塾長「9個とも完璧。明日Moちゃん先生に自慢できるよ。」
Fちゃん「やった。」

一つの教科を複数の先生で教えるメリットは児童を飽きさせないことです。また、塾長に習ったことをMoちゃん先生に披露するのもFちゃんの楽しみのひとつです。

一方、デメリットは授業の一貫性を欠く虞があることです。しかしこれは先生どうしの連携を密にすることで回避できます。塾長は今日Moちゃんが登塾してきたら直ぐにこの記事を見せます。

【今日の社会科の授業進行予定】
1.Fちゃんが昨日覚えたばかりの六大陸と三大洋をMoちゃん先生に発表する。

2.塾長がFちゃんとMoちゃんの目の前で昨日の授業のおさらいをする。(ひとつはFちゃんの復習のため、もうひとつはMoちゃんに授業進行を把握してもらうため)

3.改良点がないか先生どうしで話し合う。

4.塾長からMoちゃん先生に引継ぎをする。
【予定終わり】

これらは、Fちゃんが5年生の社会科教材を勉強し始めたばかりの今こそやっておくべきことだと、塾長は思うのです。

さて、今日はMoちゃん先生に入学祝いのプレゼントを渡す日です。Moちゃん先生が選んだ「オリーブ・デ・オリーブ」の春コートです。Moちゃん先生の喜ぶ顔が早く見たい塾長です。

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