Q.E.D.進学塾の新中学3年生のKoちゃんは、小学5年生から週6日すなわち毎日通塾しています。Koちゃんの日々の努力の積み重ねにより、今月の北辰テストの5教科総合偏差値は60を超えてきました。えらい子です。
それでもなおKoちゃんの第一志望校の安全圏には届いていません。これからの公立高校入試までの11か月で更なる伸びを期待したいところです。
今夜の数学の授業でのことです。
塾長「その解き方でいいの?」
Koちゃん「解けるよ。」
塾長「今目の前にある問題が解けることが目標じゃないのよ。正しい手順を覚えなさい。もっと問題が難しくなっても困らないように。」
Koちゃん「はい。」
Koちゃんは易しい問題ならば思い付きだけで解けてしまうことがままあります。しかしそこは最終目標ではありません。
易しい問題が解ける→難しい問題になると手が止まる→そこで解き方を考える、これも一策ですが非効率なのです。
基本問題を解きながら、問題の難易度が上がっても解けるための準備をしておくことが大切です。つまり初手から応用範囲の広い解き方を学ぶことが肝要なのです。
塾長が数学や理科の第一分野を教える際に最も気を配っている点は、解法の汎用性にあるのです。
Koちゃんが「今解ければいい。」から脱皮し、より高みを目指す学習習慣を身に着けてくれることを、塾長は願ってやみません。
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