2015-03-18

Q.E.D.進学塾の新小学2年生~書き順を大切に

Q.E.D.進学塾の新小学2年生のAちゃんが、漢検問題集の漢字練習帳の表紙に自筆で『書き順』と書き込んだのは、半年前のことでした。

Aちゃんは賢いので、画数の少ない漢字なら形をそのまま頭に入れることができます。直ぐ覚えられるがゆえに、かつてのAちゃんには書き順を無視してしまう傾向がありました。

そこで塾長は、Aちゃんが新しい級を履修開始するのを契機に、「この級の目標!書き順を覚える。」と言ったのです。

するとAちゃんは塾長に言われるでもなく、練習帳の表紙に『書き順』と書き込んで、塾長に「書いたよ、見て見て。Aは書き順をがんばる。」と宣言したのです。

Aちゃんは、人の話をよく聞く子です。そして自分が「これは大切。」と思ったことをノートに書き込む習慣が平素からできているのです。

Aちゃんはまだ7つです。本来ならば授業の板書を書き取るだけで精一杯の年齢ですが、先生の話したことまでノートに記録するAちゃんは素晴らしいと思います。

今夜の算数の授業でAちゃんは「たしざんの筆算」を学習しました。Aちゃんは繰り上がりのあるたしざんが苦手です。と言っても常時70点以上は取れるのですが。

塾長は「繰り上がりを先に書く。」ことを指導しました。黒板に筆算の式を書いてAちゃんといっしょに解きます。そのときに、書き順を「あ い う え お」で表記しました。

それをノートに書き込んだAちゃんは、そのページに『お手本』と書いた付箋紙を貼りました。そして書き順が分からなくなると、『お手本』のページを逐一確認しながら、問題を解き進めていました。

この分ならAちゃんのたし算が得意になる日は近そうです。Aちゃんが漢字学習で培った、書き順を大切にする習慣が、算数の学習に見事に生かされた局面でした。

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