Q.E.D.進学塾の新中学2年生のAyちゃんは、いつも自分の学習目標を明確に持っています。今夜の授業のAyちゃんの学習テーマは火成岩(理科・第二分野)でした。
Ayちゃん「理科の学校ワークを勉強したい。」
塾長「じゃあ6時半から理科ね。」
Ayちゃんは8時までの1時間半、火山と火成岩と鉱物の勉強をしました。
塾長「玄武岩の玄(げん)は黒よ。つまり有色鉱物(黒っぽい鉱物)を多く含んでいるのね。」
Ayちゃん「なるほど。」
塾長「ついでにちょっと寄り道して国語も勉強しよう。」
Ayちゃん「(なんだろう?という顔をしながら)はい。」
塾長「東=青春、南=朱夏、西=白秋、北=玄冬。『冬の時代=暗黒の時代=黒』で覚えてね。」
Ayちゃんは、方位と色と季節の対応を覚えました。これは漢文や漢詩を読むのに必要な知識です。岩石の勉強を詳しくしたうえ他教科の勉強までしたので、授業時間に1時間半を要したのです。
Ayちゃんは終始楽しそうでした。
塾長「理科は楽しいね。今日は計算問題がなかったし。」
Ayちゃん「うんうん。計算より断然いい。」
Ayちゃんは、計算のない理科=好き、計算のある理科=嫌い、なのです。これからAyちゃんに「計算のある単元も好き。」と言ってもらえるようにしなければなりません。
「計算」をさらに細分化して、Ayちゃんの傾向を分析します。
1.式の羅列→嫌い。
2.「てんとうむし」で計算→大好き。
3.式を表のようにまとめる→好き。
これまでのAyちゃんの数学・理科の授業から、塾長は上記のように把握しています。2.や3.をフル活用して、Ayちゃんの理科の計算問題に対する苦手意識を払拭したいものです。
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