2014-06-06

Q.E.D.進学塾の小学1年生~カタカナを学習

Q.E.D.進学塾の小学1年生のAちゃんは今週から通塾を開始しました。Aちゃんは第1回の授業でひらがなを見事全問正解しました。そこで昨日の第2回の授業でカタカナを学習しました。

Aちゃん「漢字の勉強をしたい。」
塾長「うん。念のためカタカナを書いてからね。」

【問題】ひらがなをカタカナになおしなさい。
ぞう→(    )
カタカナの書き取り問題でAちゃんが書けなかったのは上記の1問のみでした。

塾長は黒板に「ソ」と「ン」を並べて書きました。
塾長「どっちが『ソ』でしょう?」
Aちゃん「こっち。」
塾長「よくできました。」
Aちゃんは「ソ」と「ン」のはらいの向きまで正確に書けていました。

塾長「どっちが縦長でしょう?」
Aちゃん「ソ。」
塾長「正解。」
塾長「じゃあ横に長いのは?」
Aちゃん「ン。」
塾長「大正解。」

Aちゃんが「ゾウ」を書けなかったのは、どうやら濁点のせいだったようです。

塾長は黒板に漢字の読み仮名を書く際、音読みをカタカナで、訓読みをひらがなで、という使い分けをしています。Aちゃんは、ひらがなは完璧に、カタカナもほぼ完全に覚えています。塾長がひらがなとカタカナの使い分け表記で板書しても、Aちゃんは十分理解できることでしょう。

実はAちゃんは「(ひらがな同様に)カタカナも大丈夫。だから漢字をやろう。」と言っていたのです。念のためカタカナを学習して正解でした。

Aちゃんの問題を解く速度は非常に速いです。どんどんページが進んで行きます。しかもAちゃんは先に進む気満々です。カタカナを飛ばして漢字を学習しようとしていたようにです。

単元を飛ばす(例=カタカナを飛ばす)ことをしていては小さな穴を発見できません。塾長はAちゃんの「進みたい。進みたい。」に乗らず、ブレーキを踏む係をしなければなりません。Aちゃんの学習意欲を削ぐことのないようにそろそろと踏む係です。

それでもAちゃんは相当なスピードで学習を進めて行くことでしょう。歩幅を小さく回転を速く、ピッチ走法で着実に学力を伸長して行きたいものです。

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