2023-08-22

QED進学塾の塾長~夕立でずぶぬれ

QED進学塾の塾長は、フィットネスクラブに毎日通っています。
今日は卓球のある日だったので、ラケットと卓球シューズを持って行きました。
ジムに行く途中で雨が降り始め、5分も経たないうちに土砂降りに。
塾長は、ジムの駐車場で雨宿りしていましたが、一向に止む気配がありません。
そして、卓球の時間の4分前に塾長は靴下をポケットに入れて、駐車場を出てジムに向かいました。
案の定、塾長のサンダルとひざから下はずぶぬれになりました。
駐車場からジムまでは徒歩1分だというのに。

そんなひどい雨の中、塾長は駐車場で10分間待機していたわけですが、その間に塾の理科・社会の授業のことを考えていました。
塾長は、日本の雨の降り方が熱帯のそれに近づいている気がしています。
今日の夕立は、雨の強さもさることながら、同時に風も強まって横殴りの雨でした。
まるで熱帯雨林気候のスコールを想起させるような。
そう思った塾長は、これを中学生の次回授業の「枕」にしようと決めました。

「枕」とは、落語家が噺の本編に入る前に、それに関連した話をすることです。
現代のお笑いならば「つかみ」に相当するでしょうか。
ちょうど今、中学生が理科で「物質の三態」を学習していて、同単元には当然「熱」が関与します。
塾長が夕立にたたられた話を枕にすれば、そのついでに「熱帯雨林気候」「スコール」といった社会科の地理の用語を教えることができます。
そのまたついでに、なぜ激しい夕立が降るのかの説明で「上昇気流」「断熱膨張」「雲のでき方」「飽和水蒸気量」「露点」といった理科の気象の用語を教えることもできます。
このようにして、生活に密着した事象を題材に勉強したことは、塾生の頭に入りやすく、しかも忘れにくいのです。

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