2023-08-15

QED進学塾の中学1年生(E)~国語の文法学習

QED進学塾の中学1年生のEくんの国語の文法学習です。

この春からEくんは、英文法を習う傍らでそれと同時並行して、国文法を学習してきました。
たとえば、英語では連体修飾語が形容詞であることを学んだEくんは、日本語の形容詞は「い。」(終止形=言い切りの形)で終わることを、続けて学ぶというように。
このような文法学習の積み上げによって、Eくんの文法力は随分と向上してきました。

そして、この夏からEくんは、英文法とは独立した形で国文法の学習を開始しました。

(1)形容詞と形容動詞の活用を覚える。
形容詞=かろ・かっ・く・い・い・けれ。
形容動詞=だろ・だっ・で・に・だ・な・なら。

(2)上記の(1)に接続される言葉(または句読点)を覚える。
ない・う・よう。
ます・た・だ・て・で・「、」(てん)
「。」(まる)
とき。
ば。

(3)6つの活用形の名称を覚える。
未然形。
連用形。
終止形。
連体形。
仮定形。
(ここまでが上記(2)の5行にそれぞれ対応。)
命令形。

先週までにEくんは、(1)(2)(3)を履修完了しました。
国語の用言は「動詞」「形容詞」「形容動詞」の3つですが、Eくんはそのうちの2つ「形容詞」「形容動詞」を学んだことになります。

今週は国文法の「総まとめテスト」を実施します。
Eくんが同テストの合格点に達し次第、Eくんは最後の難関である「動詞」を履修開始します。
塾長が「動詞」の学習を用言の最後に回したのは、活用の種類が5つもあるからです。
それに対して、「形容詞」「形容動詞」の活用はそれぞれ1種類しかありませんから、簡単なほうから勉強しようということです。

文法学習をまとめて一気にやろうとするのは混乱のもとです。
学校で文法を学習する10倍くらい細かくステップを刻んで、分散学習を徹底することが有効な勉強法であると、塾長はそのように考えています。
いっしょに少しずつ文法力を増強して行きましょう。

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