2023-08-08

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の英語

QED進学塾の中学1年生のEくんの今回の英語です。

Eくんは、動詞の過去形を学習しました。
特に、規則動詞の末尾に付ける「ed」の発音について詳細に学びました。

1.「トゥ」=動詞の原形が無声音で終わるとき。
(濁点がついていないとき)

2.「ドゥ」=動詞の原形が有声音で終わるとき。
(濁点がついているとき)または(濁点がつけられないとき)

3.「イドゥ」=動詞の原形が「トゥ」または「ドゥ」で終わるとき。
前者は「ティッドゥ」後者は「ディッドゥ」と発音する。

上記の1.と2.については、名詞の複数形とルールが同じなので、Eくんは直ぐに理解できました。
これは2か月以上も前に習った、名詞の規則を覚えているEくんがえらいのです。

上記の3.は初登場。
もし、動詞の過去形が名詞の複数形と同様に上記の1.2.しかなかったと仮定すると「トゥトゥ」または「ドゥドゥ」と発音することになってしまいます。
でも、それでは発音しづらいので3.の「イドゥ」が新設されたと、塾長はEくんに説明しました。
これもEくんは難なくクリア。
理由が分かるとすっと頭に入っていくのがEくんの特長です。

続いて、Eくんは、動詞のing形(Ving)「現在分詞形」を学習しました。
Eくんの英語の主教材である『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク)』の例文には「being」が掲載されていました。
be動詞の「現在形」が「is」「am」「are」で、「原形」は「be」であることを覚えていたEくんは、「being」がbe動詞の「現在分詞形」であることに納得が行ったようです。

ですが、Eくんが忘れていたことがひとつだけありました。
それは「分詞」についてです。
「分詞」とは、文字通り「分かれる品詞」のことであり、述語動詞にingを付けると、形容詞と名詞に分かれる、これ覚えることが「分詞」の学習の初手です。
現在分詞の形容詞的用法は「している」と、名詞的用法は「すること」と、それぞれ日本語に訳されます。

また、後者は「動名詞」と呼ばれることも多いですが、塾長は塾生に「現在分詞」の意味を正しく理解してほしいので、面倒でも「現在分詞の名詞的用法」と言ってからそのあとで「動名詞」と言うようにしています。

「being」が動詞だと思い込んで訳が分からなくなってしまったEくんが、「being」が実は名詞で目的語になっていると気づいた瞬間に、テキストの例文がEくんお得意の「第3文型SVO」であると理解できました。

「文法的に説明できないけど、だいたいの意味は分かるからいいや。」
これが英語をできなくする元凶である、よくない考え方であることをEくんは知っています。
だからこそ、Eくんは「『being』が動詞だと文型がおかしい!」と気づいて、塾長に質問することができたのです。
塾長は、これからもEくんがこのような学習姿勢で英文法を学習し続けてくれることを願っています。
英文法は英語学習の基礎工事です。
いっしょに堅牢な土台を築いて行きましょう。

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