2023-08-06

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の算数

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の算数です。

Yくんは、家庭学習で算数の計算問題を毎日1問ずつ解いています。
中学1年生のEくんが5教科の家庭学習を毎日欠かさず、しかも日付けを漏れなく毎日記入しているのを、Yくんは目の当たりにしています。
YくんにとってEくんは良いお手本で、Eくんは日付けと曜日をノートに毎日書く習慣がすっかり身に着いてきました。
Eくんはとてもえらい子です。
また、持つべきものは良い先輩ですね。
これからもYくんがEくんの美点を盗んで自分のものにしてくれることを塾長は期待しています。

ところで、かけ算九九で小学生に最も嫌われているのは、いったいどの段かご存じですか?
答えは7の段。
小学生は口を揃えて「7の段が難しい。」と言うのです。
そして、Yくんもこの例にもれません。

Yくんは、分母が3である分数と分母が2である分数のたし算・ひき算がスムーズに解けます。
「さんにがろく」(3×2=6)
「にさんがろく」(2×3=6)
「だから分母を6に揃える。」(通分)
Yくんは、この通分がすらすらできるのです。

しかしながら、家庭学習でYくんは、分母が7である分数と分母が5である分数のたし算・ひき算を解くことができずに(通分できずに)、今回授業で「これ教えて。」と塾長に質問してきました。

「しちごさんじゅうご」(7×5=35)
「ごしちさんじゅうご」(5×7=35)
「だから分母を35に揃える。」(通分)
これも先ほどの例と同じで、かけ算で交換法則が成り立つことを利用しているだけです。

交換法則という点が同じにもかかわらず、Yくんが分母を6で通分することがすらすらできて、35で通分することができなかったのは、ひとえに「7の段の難しさ」によるものでしょう。
というわけで、塾長は、Yくんがお母さんと一緒に『逆引き九九』のカードを毎日練習してくれることを切に願います。
ローマは1日にしてならず。
算数が得意になる最短ルートは、毎日少しずつ積み上げて行く道にほかならないのです。

塾の授業中のYくんは、集中力を高値安定に保ったまま勉強ができています。
それでいて、楽しく学ぶこともできています。
これに毎日の家庭学習が加われば「鬼に金棒」です。
塾での勉強と同じように、家での勉強もがんばりましょうね(^_-)-☆


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