Yくんが塾で英語を勉強するとき、いつも隣に中学1年生のEくんがいます。
そして、Yくんは、中学1年生レベルの英語に何とか付いて行くことができています。
塾長が「さすがにこれはYくんには難しすぎるだろう。」と判断した1割については、「Yくんは○○を覚えなくてもいいよ。」と声をかけ、そうすることでYくんが過負荷とならないように配慮しています。
それでも、Yくんは9割Eくんと同じ勉強をしているわけで、2学年のハンデを抱えながらよくぞそれができているものだと、いつも感心させられている塾長です。
今回Yくんは、現在分詞Vingの、
(1)名詞的用法。する「こと」(動名詞)
(2)形容詞的用法。「している」
以上2つの用法を学びました。
そして、不定詞to Vの、
(3)名詞的用法。する「こと」
(4)形容詞的用法。「べき」「ための」
(5)副詞的用法。「して」「ために」
以上3つの用法を学びました。
Yくんは、現在分詞と不定詞とを左右に並べて書くことで、両者の共通点と相違点とを整理して覚えることができました。
英語がこれだけ高度な学習内容にもかかわらず、Yくんは「英語が楽しい。」と言います。
算数は基礎的な計算ですら嫌がる素振りを見せるのに(笑)
好きこそものの上手と言いますし、Yくんに合った勉強ができていればそれでよしです。
ところで、小学5年生の国語で「修飾・被修飾の関係」について学習します。
そして、今回Yくんが学んだ(1)~(5)では、その関係性がすっきりと表現できています。
言語学習においては(ごく一部の例外を除いて)母国語を超える外国語はありません。
英語学習の土台となるのは、やはり国語学習なのです。
これからもいっしょに言語能力を向上させて行きましょう。
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