2022-05-21

QED進学塾の大学受験生(Y)~今回の英語と次回の学習予定

QED進学塾の大学受験生のYくんの今回の英語と次回の学習予定です。

Yくんは、『高校英語救急演習』を学習中です。
Yくんは、家庭学習で同書の問題を解けるだけ解いてきます。
そして、解けなかった問題を質問します。
さらに、解けた問題でも、自力で理由が説明できないときには質問をします。
Yくんは、塾での質疑応答で得た知識を、家で復習して定着化させます。
そののちに、満を持して次の問題へと駒を進めるのです。

このような勉強の進め方は、英語力を伸ばすのに理想的です。
これからもYくんが今の好循環を継続してくれることを塾長は望みます。
同サイクルを順調に回し続けながら、らせん階段を上るように英語の学力を上げて行きましょう。

大事なことは基礎基本です。
基礎基本の中にこそ核心部分があるのです。
たとえば、中1の1学期に習い、多くの生徒が何となく分かった気になっている「do」。
一般動詞の「do」があります。
代動詞の「do」もあります。
助動詞の「do」もあります。
さらに、助動詞の「do」を細分化すれば、疑問文で用いられたり、否定文でnotとともに用いられたり、肯定文で「強意のdo」として用いられたり、ぱっと思いつくだけでも3通りの用法があります。

基本英単語である「do」の学習だけでも、こんなにボリューム満点です。
そして、基本単語を熟知することは、英語学習の大邸宅を建設するための、堅牢な基礎工事をするに等しいのです。
頑丈な基礎工事さえ完成してしまえば、あとはいくらでも大きな建築物を建てることが可能です。

逆に言えば、土台が不安定なまま建築を進めると、その建築物はもろくも崩れ去ってしまうのです。
これが「砂上の楼閣」です。

Yくんは、今回の授業で「do」を詳しく学んだように、今まさに基礎工事の真っ最中です。
今回「do」を学んだYくんは、「助動詞」と「助動詞の代用表現」とを組み合わせた英作文を理解することができました。

基礎さえしっかりしていれば、その土台にワンランク上の知識を積み上げることができます。
基礎知識を複数組み合わせて新しい知識を得る「温故知新」もできます。
どんなに難しそうに見える問題でも、上記2つの方法で解くことができるのです。
そして、Yくんは今、そのことを実感しているさなかです。
ちょうど英語学習が楽しくなってくるときなのです。

Yくんが今のその気持ちを忘れずに、楽しみながら英語学習を継続し、英語力をぐんぐん伸ばし続けてくれることを塾長は期待しています。

さて、次回の学習予定です。
Yくんが今回学習した「助動詞」と「助動詞の代用表現」とを、さらに深く学習します。
両者の使い分けを「話し手・書き手の『主観』」なのか「誰もが認める『客観』」なのか、といった観点で学びます。
このような深化学習こそが、英語を学ぶ醍醐味であると塾長は考えています。
嬉しいことに、Yくんもその味を覚えつつあります。

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