2022-05-10

QED進学塾の高校受験生(T)~今回の数学と次回の学習予定

QED進学塾の高校受験生のTくんの今回の数学と次回の学習予定です。

今回Tくんは、数学の『学校ワーク』を学習しました。
学習単元は因数分解でした。
Tくんは、因数分解をスムーズに、より速く、しかも安全確実に行うための技の数々を習得することができました。

Tくんは、技の形だけ覚えて終わり、解法のパターンを覚えて終わり、といった学習をしません。
どうしてその形になるのか、なぜその解法が優れているのか、その意味をいつも知ろうとします。
そして、最終的には「覚える」と「理解する」の両方を達成してしまうのです。
今回のTくんの数学学習がまさにそれでした。
Tくんは、因数分解の典型的な形を覚えて、なおかつその意味を正しく理解することができたのです。

Tくんは、上記のような本筋の勉強に加えて、細かい技術をも身に着けることができました。
一例を挙げれば、(-4)が共通因数となる問題を解くのに、「+28」を「(-4)×(-7)」に直したり。
もうひとつ挙げれば、「(  -  )(  -  )」のように、とりあえず「-」で書いておいて、あとで必要に応じて「たてぼう」(|)を書き加えて、マイナスをプラスに書き換えたり。
ちなみに、この方法だと消しゴムが不要なので、解答時間が短縮されるメリットがあります。
(プラスをマイナスに書き換えるには、一旦消してから書き直さなければなりません。)

Tくんの通う学校の中3数学のテスト範囲が、学校配布のプリントよりも6ページ少なくなりました。
その6ページには、因数分解の利用(図形問題や説明問題など)が含まれています。
ということは、数学の1学期中間試験のほとんどが計算問題です。
一般的にこのような計算中心のテスト範囲の場合、試験に出題される問題数が多くなる傾向にあります。
つまり、いつも以上に試験時間との戦いとなる公算が大です。

時間勝負となった試験でものを言うのは演習量とその質です。
楽に、速く、確実に解ける解法で、問題演習を重ねて熟練度を上げましょう。

つづく

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