2022-05-11

QED進学塾の高校受験生(R)~第1回北辰テスト偏差値

QED進学塾の高校受験生のRくんは、2022年4月24日(日)に第1回北辰テストを受験しました。
そして、昨日塾に同模試の結果成績とその他の受験資料の一式が塾に届きました。

Rくんの5教科の北辰偏差値で、最も高かった教科は国語です。
他の教科とは大差のつく出来の良さでした。
大変よく頑張りました。

国語は、すべての教科の根幹をなす教科です。
たとえ英語のテストであっても、問題文は国語で書いてあります。
つまり、全教科の成績に大きな影響を及ぼすのが国語力なのです。

ということは、Rくんの国語以外の教科に、まだまだ大きな伸びしろが残されていると言えるでしょう。
また、国語も漢字と文法を勉強すれば、さらに伸びるでしょう。

国語の4技能は、「聞く」「話す」「読む」「書く」です。
Rくんの「読む」「書く」の能力が高いことは、今回の北辰偏差値によって証明されました。

塾長は、残る2つの能力である「聞く」「話す」をRくんが伸ばすことができれば、5教科偏差値・3教科偏差値とも上積みが期待できると考えています。
単刀直入に言えば「音読の薦め」です。

Rくんは、覚えものがあまり得意ではありません。
ものごとを記憶するためのコツは、複数の感覚器官を同時に働かせることと、それを反復練習することにあります。

たとえば英単語を覚えるとき。
Rくんが単語をパーツに分けて「音読」すれば、その声は自らの耳に自ずと入ってきます。
そして、Rくんが覚えたフォニックスをフル活用して、「音読」に合わせて該当部分の文字を書けば「手」を使います。
Rくんが手で書いた文字は目に入ります。
これを反復学習すれば、英単語がより覚えやすく、かつ忘れにくくなります。
他の教科の学習においても同様のことが言えます。

塾長は、国語以外の4教科でRくんが伸び悩んでいる最大の原因は、覚える量が決定的に不足している点にあると思うのです。

まずは覚えること。
次にどうしてそうなるのか理屈を考えること。
最後に、覚えてかつ仕組みの分かっている知識同士を複数組み合わせて、より深い考察をすること。
その結果として、記述式問題で得点できるようになること。

このような段階を踏みながら、学力は育っていくのです。
Rくんが学力の階段の1段目である「覚える」ことに、まずは全力投球してほしいところです。
高校受験生に与えられた時間は、残り8か月半しかありません。
大急ぎで階段の1段目を上りましょう。
そこから道は拓けます。

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