Q.E.D.進学塾の高校1年生のMiちゃんは週に4日塾に通っています。部活動が週に1日、委員会が週に1日、この両日を除いての週4日の通塾です。
Miちゃんの通う学校では来週の月曜日から2学期期末試験が始まります。すなわち今日が定期試験一週間前なのです。
そのため今週は部活動も委員会もありません。Miちゃんは今日から土曜日までの6日間、塾の授業を毎日受講します。
Miちゃんのテスト勉強は順調です。一昨日の土曜授業でMiちゃんはチェバの定理のとメネラウスの定理の応用について質問してきました。「三角形の各辺を延長しても両定理が成り立つ。」これが応用編です。
Miちゃん「どうやって延長しているのかが分からない。」
塾長「じゃあ内分点と外分点から説明するね。」
Miちゃんの質問の仕方が的確なので、塾長はどこから説明すればいいのか瞬時に分かって大いに助かっています。
Miちゃんが内分点・外分点をマスターしたのち、
1.内分と外分の順番は自由。
2.必ず始点と終点が一致する。
塾長はこの2つのルールだけを教えました。
Miちゃんはぶつぶつ言いながら図形と格闘しています。塾長が待つこと5分。
Miちゃん「解けた。」
塾長「お見事。」
Miちゃんはたったこれだけの説明を聞いただけで問題集の4問を正答してしまいました。賢い子です。
Miちゃんの的確な質問→塾長がその意図を読み取る→ヒントを小出しに与える→Miちゃんが頭をひねりながら問題を解く。
Miちゃんの思考力を伸ばし学力を伸ばすには、このような学び方がよいと塾長は考えています。
Miちゃんは充実感を感じたようです。
Mi「今日Miがんばった。」
塾長「えらいねえ。」
気分よく帰途に着いたMiちゃんでした。
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